19の時

好きな人がいた

なぜ好きだっのかなんてわからない

好きで好きで嫁いで三人の子供を育てた。

妻ではなく母として暮らしていくうちに

あんなに好きだった人の気持ちは離れてしまった。

あの家族のままでいられたら

幸せだったんだろうか。

18になった娘は世間のレールとは少しズレた道を歩いている。

再婚した新しい家庭を一緒に作ろうとしている。

おかあさんをひとりにできんといっちょ前の事をいう。

前の家族のままだったら
そんなことを言わせずに済んだのだろうか

水を撒いても肥料を施しても
元に戻らない枯れた芝生なのに

行き詰まる度に振り向いてしまう。


がんばれ、わたし

ファイトだ、わたし。
この数日、家族に想いが伝わらずにすれ違いを自覚している。

そんな中で来年度の身の振り方について
園長と個別面接があった。

一年契約の身、こうして毎年更新できるなら望むところだ。

園長からは経験を生かして〔なにしろ歳だけはとってるから〕園に貢献して…と

面接は三分足らずで終了。

こうして来年度の、少なくとも一年半先の未来は見えてきた。

プライベートで足踏みしている私と
押されるように仕事を進めざるを得ない私。

ふたつの道はかけ離れていて
そして交わる

人を育てる仕事に耐えうるプライベートを保たなければ再来年の更新はない。


重い腰を上げなければならない。
北九州市民球場にて
ソフトバンク、オリックス戦

さぁ、一点追って七回裏だぁ!