関東平野で自転車を乗り回しているものからすれば、四国の峠の数々はいかがなものかと思い始める。
アップダウンがしつこい。立ち寄る町村も基本的に峠町なので、その間もアップダウンは続く。
 
四万十町は標高230m。アップしたらそのままである。翌日はダウンばかり。
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お遍路をする場合、市街地の寺でもイチイチで、突然ヒルクライムが始まるのも困ったものである。
 
お遍路アルアルで、嫌気がさす一つは、“観光バスお遍路“からゾロゾロ降りて、ゾロゾロお経が始まる。
これでもご利益があると言っているようだが、ガイドがなんとも胡散臭く見える。
 
錫杖を付いての歩きお遍路。偉いなーと思っていたら、立派な乗用車で次のお寺へ。
白衣が綺麗であるのはそのせいか。
 
歩きお遍路は4人ほどお見かけした。
悪いことを言うようだが、いずれも浮浪者、小汚く見えるが、そういうものなのであろうか。顔も明らかにやつれている。
現代社会において、それはあんまりではないかと思った。
こちらも自転車だけで暇なので、わざとらしく、「お疲れ様です!頑張ってください!」と声をかけるも、
覇気が無く、オドオドして「あー、はー(ぃ)」という様であった。

 

YouTubeかニコニコ動画か、ひたすらiPadに向かって話かけながら自動車で八十八ケ所を巡っている者もいた。

挙句、お寺で二柏手を打っていたので、見ていてうんざりした。
 
歩きお遍路用の宿であろうか。気味の悪い小屋を見かけた。
50年くらい前では、雨風が凌げるということでありがたかったかもしれない。
だが、現代社会においては、もう少し小綺麗にしても良いのではないか。見直すべきだ。
 
かつては、お遍路に一粒一銭を施してくれたそうだ。しかし、私は全て代金を支払っている。
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交通の便も問題である。僻地ばかりのため、電車で逃げることができない。
タクシーは来てくれるのだろうか。
 
高知の南西部は宿に困った。
 
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素泊まりによるコンビニ地獄。
コンビニ飯は飽きてくる。
 
我慢できたとして、コンビニが近くにあるとは限らないところがあることも注意すべき。
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ビジネスホテルが正直汚い。旧式が少なくない。
お湯は熱湯しか出ないとか。
 
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交通事故の動物死体も。。。
大きめの亀、狸、鶏、ニャンコ、と目を背けたものが、各県で1つずつ見かけた。
 
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サイクリングを推奨しているにも関わらず、未だに自転車は歩道を走れという、プレッシャーが根強い。
これは、松山、今治で一時的に解消される。
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高知では、スポーツバイクをメンテナンスできる自転車屋が皆無!
WAKOSのラスペネもチェーンルブも見つからず。
これも、松山、今治で解消される。
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惑わせられる四国一周のブルーライン。
 
四国一周サイクリングを勧めているブルーライン。
四国お遍路を進めているグリーンライン。
いずれも中途半端である。突然現れ、突然消える。だからどちらへ向かえばいいかこれではわからない。
ブルーラインはあちこちに適当に線を引いているので、自分にとって間違った道を行っても、突然ブルーラインが敷かれている。
このため混乱する。
 
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道路工事も少なくない。道路工事があるから、工事のためのトラックも多い。
悪路がたくさんあるので、道路整備はしたほうが良い。
あと20年はかかるのではないか。
そうしているうちに別の道路がボロボロになるので、道路工事は永久に終わらない。
 
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腰を痛めた。
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決して安易におすすめできるものではない。

自動車か自動二輪が良いのではないだろうか。