この前、バラ園に行った時に友達からもらいました。
お庭の花を使ってアレンジを作ってくれたもの。
センスいいなぁといつも感心してしまう。
この日はお互いの庭を行き来して、花の交換会もしました。
バラやクレマチス、アジサイなどを切ってくれたので、挿木して増やすのです!
うまくいくといいなぁ。
。。。
今日のバラ写真集…
天気が良くなり、開花の勢いが増しています!
こちら、先に読んでいた「大聖堂」と「ささやかだけれど役に立つこと」をのぞく10編すべて、読み終わりました。
文章に無駄がなく、会話のテンポも良く
作品ごとに異なる読後感を楽しめる。
今はかなり重めの長編を読んでいるんですが、あいまの箸休め的に読むのにぴったりでした。
文章そのもののここちよさは、村上春樹の翻訳のおかげでしょう。
そして単なる、読みやすさ、以上のものがあります。
「So Much Water So Close to Home」というタイトルの短編。
直訳すると、「こんな沢山の水が、こんなに近くにあるのに」
これを村上さんは意味を汲み取って「足元に流れる深い川」としている。
文学初心者でも、ある程度、タイトルからテーマを理解できるようになりますね。
そしてこの小説がとてもよかった。
ひとって大人になっても未熟だし、理屈で動くことなどひとつもできないんだなぁと思う。
夫がとある殺人事件の発見者になったことから始まる、夫婦間の微妙な感情のゆきちがい。理屈でない、男性と女性のあいだの齟齬がみごとに表現されている。このあと、夫婦はどうなったんだろう。
「存在の耐えられない軽さ」を思い出しました。感受性の強い女性と、今に生きる男性との間の溝。
小説ってこういうことを表現するためにあるんでしょうね。
ほかによかったのは…
「僕が電話をかけている場所」カーヴァー自身がアル中で療養施設にはいった経験をもとに書いているそう。弱い人間(男)たちのかなしみ。
「あなたお医者さま?」これは不可思議な話。
成熟のイギリス文学に対して、アメリカ文学は未熟者、に価値を置くという。
レイモンドカーヴァーの短編もだいたいがダメな大人が主人公になるけれど、そこに人間の不可思議さや哀感、純粋さをみることができる。
村上さんがカーヴァーを全作品、翻訳してるそうで!また他の作品も読んでみたいです。
奈良の霊仙寺のバラ園が、2年ぶりに公開になり、庭友さんと見に行きました。
解説によれば、第二次世界大戦のときにシベリア抑留された当時の住職が、平和を願って花を植えたいと。お寺の鬼門にあたる北東に棘のあるバラ植えたのがはじまりということ。
バラ園の門を入るとすぐに目につくのがこちら!
かわいく誘引してますねー。
伝統的なハイブリットティーローズを、同じ種類をたくさん植えこんで、見栄えのする花壇にしています!
こちらは、イングリッシュローズ
つるばらもたくさんありました。
サハラ。フルーティーな色合いすてき!
カフェではバラの紅茶や、バラの焼き菓子を食べられます
奥の、つるバラのスクリーンもすてきでした。
こんな風に壁に枝垂れさせるのをやってみたい。
プロの技術です。
たくさんのバラを見て回りました。
飽きないですね〜
最後に、バラ苗売り場でまた一株、購入〜
さて、どこに植えようかな、わくわく。
お寺を奥まで拝観したことはないので、次はお参りしようと思います。
。。。
バラ園の後はランチタイム。
富雄川沿いのアロハカフェレストラン
デザートのフレンチトーストまで。
このボリュームたまらない!!
花を見てランチにおしゃべり、曇り空ですが、楽しいひとときでした。
はやく青空みたいですね…