バダジェフスカの魅力はなんなのか？
考えてみたいと思います。
「乙女の祈り」を弾かれたことのある方は、おわかりかと思いますが、非常にシンプルなのです。
基本３つの和音しか使われてません。
にもかかわらず、弾き映えのある曲に仕上がっているのです。
これはすごいことだと思います。
「乙女の祈り」とほぼ同時期に作曲されたと思われる他の曲もシンプルな構成で作られてます。
例えば、乙女の祈り第２番、かなえられた祈り、乙女の恥じらい、田舎小屋の思い出、天使の夢、などです。
しかし、晩年になると、かなり凝った曲が作られるようになります。
例えば、幻影、友愛、信仰、などです。
晩年といっても２７才という若さで亡くなっているのですがね。
しかし、凝ってるといっても、ショパンやリストほど複雑なものではありません。
基本はシンプルなのです。
シンプル・イズ・ベスト
これがバダジェフスカの魅力だと思います。
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