散らかっていたタイ語のプリントも
本になった。
なんとかポジティブマインドコントロールを続け、待ち時間を楽しみ続けた。
約束の22:00になった時に、
外で小さな子供が遊んでいるのが見えた。
ふむふむ、子供がこんな時間に遊んでいるのだから、この辺りは意外と安全なのかな。
…
いや、子供がこの時間まで遊ぶくらいだから、大人は一体何時まで遊ぶんだ?
本当に帰って来てくれるのだろうか…
そう思ってから、今まで押し込めてた不安が一気に溢れ出した。
怖い、暑い、かゆい、
この3種類の感情なんてどうでも良かった。
1番の問題は喉が渇いているということ。
脱水症状…
散々迷って辿りついた宿、近くにお店がない事なんてとっくに知ってた。
わーん、どうすればいいんだ。
喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた喉乾いた
喉乾いた。
ガチャ
約束の22:00を15分くらい過ぎた時、
ついに宿のオーナーらしきおばさんが若い男2人もはべらして帰ってきた。
「あら~、どうしたのあなた!!!
こんなところで待って、かわいそうに!」
喉が乾きすぎて疲労しきった私に襲いかかる謎。お前は一体誰だ、
予約した証拠をプリントアウトした紙をババアに渡した。
ずっと握りしめていた、私の心の支えだった予約の紙をババアに渡した。
「あら~予約してたのね!なになに?朝食付きプランね、待たせてごめんなさいね~、ようこそ我が宿へ」
こいつ。この声は電話した相手に違いない!電話で話した事なかったことにしてる、しらばっくれてる!
しかし私には必要以上の事を話す体力など残っていなかった。
伝えたい事はただひとつ。
う…
ウォーター。
ヘレンケラーより感情込めてウォーターという言霊を発してやったぜ。
これが私を救った命の水。
これがコップに入ったタイの水道水だろうと構うもんか。
ありがとうお水。
水の大切さを改めて実感した。
ありがとう、ウォーター。









