イタリア語でキリストの復活祭をPasqua(パスクア)と言います。
Pasquaはキリスト教では一年の中で一番重要なお祭り。
クリスマスが一番重要かと思いきや、違うんです。
キリストが復活した復活祭こそが、信者にとっては一番重要。
ヴェネツィアの仮面仮装祭が特に有名な謝肉祭(カルネヴァーレ)の後にQuaresima(クアレジマ)と呼ばれる断食の40日間があり、Domenica delle palme(ドメニカ・デッレ・パルメ)つまりキリストの「エルサレム入城の日」を皮切りに聖週間が始まる。そしてその聖週間最後の日曜日が復活祭。
聖週間の一週間は、宗教行事が目白押し!
福音書を元に、実際にキリストがエルサレムに入城し、使徒達と共に過ごし、祈り、捕らえられ、十字架に磔になり、復活するまでのその最後の一週間を共に辿る。
今年はコロナウイルスの影響で、イタリアでは教会での集会が禁止され、各地の教会では神父さんによるネット配信などでミサが行われたようだ。
宗教熱心な団体などは、毎日お祈りの時間を決め、SNSなどを使って一緒にお祈りを捧げている。

私は、復活祭に食されるナポリの郷土料理をせっせと作り、家族でパスクアをお祝いした。

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先ずは、こちらのパンを前日の土曜日に焼いた。
このパンはカサティエッロと呼ばれるパンで、復活祭のナポリ料理。
中には、サラミ、ハム、チーズ、ソーセージの角切りがボコボコ入っていて、油はラードを使い、コショウたっぷりで本当に美味しい。
義母は茹で卵を丸ごとパンの中に幾つも忍ばせて作っていたが、私は飾り程度に上に載せるだけというアレンジをしている。



復活祭当日の前菜

復活祭のシンボルと言えば、卵なので、卵のツナクリーム詰めを中心に、サラミやヤギのチーズなどなど。
カサティエッロを添える事も忘れずに😁


そしてプリモピアット
イタリア料理は前菜から始まり、プリモ(第一)、セコンド(第二)のお皿へと進むのは、日本でも知られるところになったと思う。
プリモはパスタやリゾットやスープの何れかの料理。
(レストランへ行くと二種三種の場合もある)
こちらもやはりナポリの郷土料理。カヴァテッリという生パスタ(市販品😁)を使って、セコンドのラムから出た肉汁とグリーンピースとじゃがいもで和えたパスタ。


セコンドは仔羊のオーブン焼き



野菜料理はこちらの二品
何れもナポリ郷土料理
揚げズッキーニのビネガー和え

アーティチョークの卵載せ?
卵と一緒にサラミやチーズも入ってる。


こちら、
右は卵型の巨大チョコレート
そして、
左はColomba(コロンバ)
「鳩」という名の復活祭のお菓子


本来ナポリでは、復活祭のデザートにパスティエッラというリコッタチーズのトルタが食べられるのだが、うちは余り甘い物は食べないので省略した。