こんばんは。 適塾 塾長です。
中学3年生の受験生は、後期に入ると徐々に入試がリアルに感じられるようになってきます。
そして、親も同じようにいろいろ考え始めます。
先週、中学3年生の親から「基町高校が志望校なのだけど、これから見てもらえないか」と問い合わせがありました。中学3年生クラスは満席なのだが、成績次第では個別でも見れると思い話を聞いてみると、なんと呉市在住の方で安佐北区に住んでいる知り合いから適塾のことを聞いたとのこと。しかし、さすがに通塾は無理なのでお断りしたのだが、お母様はかなり悩んでおられるようだったので、子供の現状を聞き今やるべきことと、今後の進め方をアドバイスすると同時に、お母様の子供への対応の仕方も大切であることを伝えた。
基町高校を受験しようとする生徒は、中学の定期テストを余裕で90点以上とっているだろう。しかし学校の実力テストや模擬テストで基町高校の合格ラインを越えることができない生徒がいる。電話をかけてきた親もそれで悩んでいた。
こういう生徒が、基町受験だからと難問ばかりやっていたらほとんど実力は伸びないし、どんどん精神的に追い詰められてしまう。どんなに1・2年のテストが出来ていても「忘れている」ことはたくさんあるから、まずはここを丁寧に勉強しなおさなくてはいけない。「そんなこと・・・」と思う生徒程しっかりやった方がい。
基礎基本がしっかりできたら、次は自分の実力より少し上のレベルの問題をやっていくこと。実力には個人差があるので、自分で「少し上のレベル」を見極めなくてはいけない。それには簡単な方法があるが・・・長くなったので続きはまた次回にしよう。
受験はただ勉強すればいいというものではないと生徒にはよく言っているが、これもその1つである。
もし、基町高校が志望校でこれから何とかしたいと考えているなら、適塾の門をたたいてみよう