川崎に拠点を置くNPO法人FDAの講演会に参加しました。
障がい者及び引きこもりの就労支援をメインとしております。

主催者の成澤俊輔氏は視覚障がいであります。
駅のホームの自販機でお茶を買ったつもりが、アイスだったと
聞いて、ご自身の日常生活も色々と大変なんだろうとお察しします。

講演は明るい口調で、障がい者(児)母は、「すみません。」と頭を下げる事と
「弁償します。」の2つしか武器を持っていないのが不憫だと思い、この事業を始めた
との事です。

今までの特例子会社や就労説明会とは逆の発想で、「出来ない事をなくす」
ではなく、「特出している才能を仕事に活かす。」でした。

知的障がい者の仕事は、清掃、流れ作業のようなルーティング系が殆どだと
思われていますが、仕事の幅はとても広く、意外にも企業は障がい者の特性
(こだわり)を結構、考慮してくれるようです。

仕事の選択が広くできると分かり、心が軽くなりました。