会津の出会いから 手から生みだすもの -6ページ目

市川 幸一 (陶)

会津の出会いから 手から生みだすもの
市川 幸一

つばな窯(穴窯・炭素窯)
長野県芧野市 在住




粘土の中の鉄分と

煙の中の炭素が結合して

真っ黒な肌になる

炭化焼きの器と、

赤松の巻を

五昼夜燃やし続けて、

振りかかる灰が

複雑な表情を見せる

自然釉の器。

二つの異なった趣の器を作っています。

藤原 啓祐 (木工・漆)

会津の出会いから 手から生みだすもの
藤原 啓祐



福島県館岩村 在住


木工・漆

南会津の森で

木の器を彫っています。

日々の暮らしの中から生まれる想いが

指先を伝わって器の形になり、

ノミ跡の表情になってきています。

作品に触れた人たちが

楽しく優しい気持ちになれるよう、

願いを込めて制作に励んでいます。

市川 史 (草木織)

会津の出会いから 手から生みだすもの
市川 史


草木・小枝織り「おだまき工房」主宰
長野県芧野市 在住


草木織

私の住む蓼科の山裾に広がる

雑木林は四季を通して美しい。

から松、白樺、小栖、水木などの

小枝はのびやかにその枝を広げ、

現代病に悩める私たち人間の心の

緊張感をときほぐしてくれる。

そんな小枝を緯示にして織り、

家の中に雑木林をつくってみました。

光を通し、風を通し、影をつくる、

そんな織が出来たらと思っています。