黄色い嘴をパクパクとさせ
ひたすら夜を待っている
君は誰?

古い写真に青い火を灯し
夕暮れのなか祈ること
それは何?

味わってしまった
もう手放す事はできないよな
手のひらの上で
痩せながらどんどん肥えていく

電子の森を抜けて
原始の森へ行こう
遺伝子に新しい水を
滴るほど君をあげよう


意味に溺れて世界は固まって
暗闇のなか手を伸ばし続けてる

肺の裏に張り付いたトラウマを
昇華出来ずに隠し続けてる

目の前の出来事
何一つこころもとないよな
試されてるんだな
その眼で宙を舞っていく

電子の森を抜けて
原始の森へ行こう
遺伝子に新しい朝を
滴るほど意味をあげよう
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今年の天気の悪さといったら何とした事だろう。

そういう僕はきゅうり栽培を営む農夫だ。
天気に左右されるのは他の作物となんら変わりはないのだけれど、雨にあたると農薬を撒かなければいけない。
撒きたくなんかない。体に悪いに決まっているし時間もお金もかかる。

でも撒かなければいけない。
あっという間に病気になり、枯れ、収入源が断たれてしまうから。

ナイーブな作物なんですよ。きゅうりさんって。

そんなきゅうりさんの今年のお姿です。









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