私は学生時代の終わりごろ

就職活動をした。

しかし

一番動かなければいけない6月に

足止めを食らわされた痛い経験がある。

父だ。

 

私は情報量に乏しく、

みんな公務員を目指す中での民間企業希望の就職活動だった。

実は、相当馬鹿にされた。

不景気だった。

手堅くいくなら公務員とみんな勉強してた。

民間企業就職は公務員試験に落ちたやつが行くものだと

馬鹿にされた。

そんな中

父にある会社を紹介された。

何とか採用を、とお願いした。

ところが

いわゆる「サイレントお祈り」をされてしまった。

さっさと「不採用通知」くれたら手の施しようがあったのに

時は既に7月を過ぎてしまっていた。

 

私はゼロから就職活動をやり直した。

温かい友人に「新聞の広告を見ろ。」などと言われ、

新聞を買って就職先を探したこともあった。

 

ここで

怒りを父にぶつけたかったのだが

実はさほど怒りがこみあげてこなかった。

何故かせいせいしたところがあった。

もちろん先方の「サイレントお祈り」は腹立たしい。

だけど後にパパに話をすると

「自分で管理しなきゃダメ。」の一言で

自分の甘さに悔しがってしまったのだ。

 

卒業まであと2か月くらいの所で就職が決まった。

その頃にはもう次の世界のことでみんな頭いっぱいだから

民間企業就職を馬鹿にする言葉も聞こえなかった。

 

あれから20年以上たつ。

 

20代に夢見たライフスタイルから大幅に外れてしまった私。

救われたのは、今でも私は汗水たらして働いていること。

ていうか

働かないと大変なのだ!

容赦なくお金を使う用事が次から次へとまあ。

 

ではまた。