料理研究家・程一彦さんが亡くなったニュースを見た。

 

しまったと思った。

 

大阪でお勤めしてた時、私は梅田界隈を歩くのが大好きだった。

 

そんな時、程さんのお店を発見したのだった。

 

お料理教室もやっている張り紙を見た。

 

私は当時貯金に夢中でお料理教室に通う発想が思い浮かばなかった。

 

いつかここでお食事しようと、思って

 

20年過ぎちゃったよ!

 

バカバカ、私のバカ!

 

(関西弁に直すと、このドアホ!てとこでしょうか)

 

人はいつか死んでしまうんだ。

 

生きてる間でないと、お料理は作ってもらえないんだ、

 

お料理を教えてもらう事もできないんだ。

 

私は朝っぱらからパパに頼んだ。

 

「程さんの本、買っていい?」

 

パパは呆れていた。

 

「台湾料理作るの?」

 

あたぼうよ!台湾旅行をそれとも許してくれるとでもいうのか?

 

子供時代、確か昼間だったろうか、お昼のそうめんをすすりながら

 

テレビで程さんのお料理コーナーを見て心ときめいていた。

 

素晴らしいお料理。

 

材料揃えるのは難しいかもしれないが

 

きっと揃うに違いない。

 

そんなわけで、

 

程さんのご冥福を祈ります。