七五三・着物レンタル衣装の処分市がありました。
着物は持ってたのですが、他が全然なかったので、
いいものがあったら買おうと、街に出ました。
確かに安いは安いけど
失敗したらどうしようとドキドキしてしまいました。
とりあえず喫茶店でアイスコーヒーでも飲んで
頭冷やして考えよう。
リトライ!!
するときれいなご婦人が
「あらー、いい着物お持ちじゃない、これ娘さんに?」
そういって、七五三の衣装のコーディネートを次々と
してくれました。
店員さんもびっくり。当然私もびっくり。
「こんなチャンスめったにないわ!買うべきよ!!」
しめて、14385円
安ー?高ー??
「半襟がないわ!半襟は絶対赤!!」
というわけで建物の中の呉服屋さんに直行。
「すみませーん、子供の半襟を捜してます。」
なんと、片隅にさっきのご婦人!!
つけてた?
いや、心配してくれたんでしょう。
店員さんに
「この着物と帯と小物の組み合わせで、
半襟は絶対赤がいいわ!」と助言してくれた。
とても悪意があるとは思えない。
取り寄せ注文を済ませた頃には、そのご婦人はいませんでした。
新興住宅地なのにこの人情。
泣けてくる。
呉服屋さんも親切でした。
念のため着物と小物をチェックしてくれました。
すると長じゅばんの袖がなぜか着物本体に
縫い付けられている事を指摘されました。
はて?それはどういうことだろう??
それにしても
そのご婦人の名前と電話番号、聞いときゃよかった。
「私子供3人産んで娘の着物のやりくりしてきたのよ!!」
ご母堂様とお呼びしようか。
またあえるといいな。
では。