先日、映画『白頭山（ペクトゥサン）大噴火』を観ました。

韓国の映画です。

韓国でないと作れない映画です。

大陸にあって政治的・思想的に異なる国に囲まれ
アメリカなどによる軍事サポートを受ける
特殊な事情をかかえた韓国だからこその作品です。

そして、随所に韓国らしい熱量を感じる作品でした。

昨今の韓国のエンタメ業界の勢いは認めざるを得ないんですが
このディザスター作品においても、やはりそうでした。

映像・音響効果のダイナミズムであったり
生死にかかわる極限状態での様々な感情の表現だったり
随所に唸らさせる演出がみられて・・・

個人的には非常に悔しいですが、認めざるを得ない作品です。

ただ、上記に「熱量を感じる」と書きましたが・・・

都市部のビル群が全崩落するシーンや
津波に巻き込まれた身重の女性がたくましく生き抜くシーン、
火山弾の中を核を積んだ普通車が走り抜けるシーンなど

多少「えっ！？」という驚きの声が何度も漏れてしまうほど

観ている私たちの小賢しい先読みを完全スルーして突っ走る
頼もしいエンタメ作品でもありました。

ではでは

彼の国の熱量を感じる作品