前回は中学生の時に起こった事件を
記録を残した。
今回は社会人になってからの話。
あの中学生の時の歯医者事件以来
歯医者にずっといけてなかった。
怖すぎて無理だった。
私も大人になり、
ずっと誤魔化し続けた歯。
なんとか高校生をやり過ごし、
高校卒業後、私は社会人になり
働き始めた。
20歳を超え、歯を誤魔化し続けてきたが
とうとう向き合わなきゃいけない時が
きた。
虫歯だ。
めっちゃ痛い。
なんなら歯茎も腫れてる…
これは歯医者に行かねばなるまい…
でも怖くて行きたくない。
でも行かないと歯が痛くて仕事に
さしつかえも出てきた。
仕方ない…
満を持して予約の電話を入れた。
歯医者当日…
やはり事件は起きた。
初めて行く歯医者。
ガタガタ冷や汗流しながら歯医者に向かい
歯医者で受付を済ませ
順番を待つ
今にも逃げ出したい気持ちをぐっと堪え
呼び出されるのを待つ。
「みゅるさ〜ん、こちらどうぞ〜」
ついに呼び出しがかかった。
恐る恐る言われるまま座り
ハンカチを握りしめる
先生「はい、お口あけてくださいね」
私 口をあける
しばらく沈黙…
先生「こんなに若いのに入れ歯って何があったの!あんた歯をちゃんと磨いてるのか(大声)」
私「....」
先生「まずはレントレゲンから撮るから。」
私「....」
別室に移動し、レントゲンを撮る
先生「これは酷いなぁ。若いのにこんな状態なかなか見ないよ(半笑い)治療に時間かかるからね!」
私「....」
歯科助手「クスクス(笑)」
先生「ここまで放置したんだから仕方ないからね!(大声)」
私「....」
歯科助手「クスクス(笑)」
先生「歯茎腫れて痛いだろうから、とりあえず今日はそこの処置するから」
私「....」
処置してもらい、受付にいく。
受付「あの子がほら〜先生に怒られたw」
受付「クスクスw」
受付「みゅるさ〜ん、お会計です(笑)」
私「....」
受付「次の予約いつにされますか(笑)」
私「わからないので、また電話します」
受付「わかりました(笑)」
急いでその場を離れた。
ドアを出てから
終始涙が止まらなかった。
大人なのに恥ずかしいけど、
本当に辛かった。
勇気を出して、
思い切って行ったのに、
先生には怒鳴られる
受付の人にはずっと笑われてる
なんなら指も指された。
歯科助手にも笑われる…
家に着くまで涙が止まらなかった
情けないやら
悔しいやら
色んな感情が入り混じった…
もう歯医者行きたくない…
歯が無くなっても行きたくない
また歯医者が遠のいた。
私にとって歯医者が恐怖の場所になった。