久しぶりに水槽を始めたいと思いますが、折角ですのでゼロ0からアクアリウムについて考えたいと思います。

 

先ず初めは水槽に入れる水に含まれる「塩素」についてです。

「塩素」魚に取って毒💀であり、エラに取り付いて呼吸の邪魔をしたり、魚表面の粘膜を侵して病気を引き起こしたりするそうです。バクテリアなども消毒してしまうのでしょうか?

 

バケツに汲み置きをすると揮発して塩素抜きが出来るそうです。実験的に何時間で塩素が抜けるのか検証してみました。

 

用意したのはこちら

塩素に反応して黄色に変色するお薬です。水道水を汲んですぐの状態を調べましたが、まっ黄色です。

 

バケツに水道水を汲んでエアレーションをしながら、何時間で抜けるか?試薬でCheckしたいを思います。

18:22分 スタートです。


↑18:54分 30分経過 変化なし

 

↑20:34 2時間 あんまり変化なし。想像以上に長期戦になりそうです。

 

↑22:51 4時間30分経過 まだまだ。

 

↑3:17 9時間経過 ちょっと薄くなったかな? 0まではまだまだ。

 

7:07 13時間経過 薄くなってきた!

 

10:25 16時間経過。まだ黄色が残りますが、ここからは肉眼では判別がつき難くなるので、ここで終了。

 

結果、

水道水の室内でのエアレーションで塩素を抜くためには、実験の結果から24時間くらいのエアレーションが必要のようです。

 

 

ここまで調べて何ですが、最近の水道水はこれではダメのようで、蒸発しにくい消毒液の「クロラミン」を使う傾向にあるそうです。これは確実に蛇口まで消毒液を届けるための処置のようですが、飼育水のアンモニアに残留塩素が触れる事によっても生成されるそうです。
遊離塩素には「遊離残留塩素」と「結合残留塩素」があるそうですが、前者が従来の塩素で後者はクロラミンを指すそうです。

 

 

 

今回これを用意しました。 テトラのコントラコロライン。


 

パッケージを確認すると、しっかりとクロラミンを中和すると書かれていました。

その辺を勘案すると、市販の「中和剤」を使用するのが現実的な方法となってくるかと思います。

ではでは次に、「中和剤」って実際どのくらい入れればよいのか?という疑問が生まれます。余剰に入れた中和剤が水槽に残るのって何となく気になるんです私。

規定はバケツ一杯の水10Lに2mLが使用量のようです。2mLなんてキャプで測るのは不可能なので、ダイソーのシリンジを用意しました。

 

実際にコントラコロラインで中和した水を、先程の残留塩素の試薬で確認しましたが、10Lに1mLの投入量で試薬が反応しなくなりました。大体表記の1/2の投入量が最小必要量になるようです。 

 

これからは1mLチョットの計算で中和した水でアクアリウムを始めたいと思います。