告白します。うわきしました。
以前書いたクリーニング屋さん。対応がイマイチな方に。だってキャンペーンで安かったんですもの。しかもその時の対応が思ったより普通だったので、更にもう一度リピートした。
つい先日、またキャンペーンだったのでリピートだ! と、いそいそと持って行く。入口近くでワイシャツを整理している店員女性に声を掛けると「順番にお聞きしますから」(棒読み)と言われる。
見れば、奥の方に男性が一人、まるで風雨のなかに立つ寒立馬のようにじっと待っていた。カウンターの店員はその前の人の出したと思しき衣服をまとめるのに忙しい。
私もただじっと待つ。
やっと順番が回ってきて、洗濯物を出す。
「こういう人工皮革は劣化して切れることがありますが、了解してもらえますか」(やはり棒読み)
「はっ?」
見れば、スカートについているバンドが人工の革のようだ。これまでこのスカートを何度も(他の)クリーニング屋に出したが、そんなことを言われたのは初めてである。ここで「嫌です」とも言えないので「はい」と答える。
とにかく「すべからず」と「確認事項(あとで引換券をみたら「お客様了承済み」と書いてあった)が多い。
値段が安いということはこういうことなのだ。値段には我慢料も含まれる。そうつぶやきながら店を出た。