一写一歌~フォト短歌~

一写一歌~フォト短歌~

写真と短歌を組み合わせた作品を創作しています。

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         『 白孔雀 日の輪に広げた 手のひらは 小さきものの 弛まざる歩み 』

             (しろくじゃく ひのわにひろげた てのひらは ちいさきものの たゆまざるあゆみ)









弛まぬ歩みほど、




強いものはないのかもしれない。











             『 梅雨の夜に 月を映せし 一雫 湛えて落ちる 死せし紫陽花 』

                  (つゆのよに つきをうつせし ひとしずく たたえておちる しせしあじさい)








枯れた紫陽花というのは、




重そうで、暑そうで、




見てるだけで、辛い…(>_<)




これを歌にしなくてはなあ…と思いましたが、




まだまだ、あの哀愁を表現するには、




修行が足りないようです…(^_^;)








        『 何度でも 立ち上がりし君 知らぬ間に 我が身に時を 刻みし太陽 』

          (なんどでも たちあがりしきみ しらぬまに わがみにときを きざみしたいよう)












考えてみれば、





もう何千年も、もしかして、何億万年も





巡り続けている宇宙の星々って、





果てしないなあ。




小さいことに拘って、




つまらないことに囚われていたのではだめですね(>_<)







          『 偽物の 空を深くに 沈めけむ 水面を滑る 鳥の足掻きも 』

              (にせものの そらをふかくに しずめけむ みなもをすべる とりのあがきも)









あっという間に五月が終わりました(>_<)





いろいろあったひと月でしたが、




とうとう夏もやってきたことですし、




暑さに負けないように、




踏ん張っていかなくては!




すでに、負けそうになってるんですけど(^_^;)








         『 鳥高く 見上げてゐる君 人の手では 拭えぬものを 持ち去る夏風 』

             (とりたかく みあげてゐるきみ ひとのてでは ぬぐえぬものを もちさるなつかぜ)








初夏の草原、





気持ちいいですね。





今日は、一日家で読書。




のんびりしました。