デザインエクスチェンジ株式会社が①第三者割当増資による新株式発行、②新株予約権の取得及び消却について発表しました。


<概要>

資金調達額  431,000,000円

払込金額  1株につき1,103円

割当先  ティーエスシー・パートナーズ投資事業組合

割当株数  400,000株 (現在、334,250株)

希薄化  119%

資金使途

① 黒澤明監督の脚本71作品の著作権50%取得に係る支払  145百万円

② モバイルコンテンツ製作費  100百万円

③ 次世代高品質映像圧縮配信システムの商業利用の研究開発等の費用  100百万円

④ 人件費、営業関連費の経費支払等の運転資金  86百万円


時価総額基準にひっかかっているため増資は必須なのでしょう。株価が希薄化により下落したとしても、発行済株式総数がこれだけ増えれば、時価総額5億円は突破するのではないでしょうか。果たして資金使途に関しては、これが本当に合理的なのかどうかは分かりません。黒澤プロジェクトはちょっとギャンブル性が高いような気がしますが。知名度ありますけど、それがビジネスとして成功するかは別ですからね。エンターテイメントビジネスにおける知名度ほど水物はないと思いますけど。


②ですが、①に伴い、過去のAKパートナーズ投資事業有限責任組合、AK投資事業組合の新株予約権の取得及び消却です。