ずっと石丸さんの応援記事ばかり書いていましたが、市長時代の2件の訴訟問題を扱って来ませんでしたが、別にワザと扱わなかった訳ではなく偶々です。

 

アンチの方が時々YouTubeの切り抜き動画のコメント欄にこの件を石丸さんが逃げて答えていないと言う書き込みをしているので、この機会に私も見解を書かせてもらいます。

 

そして私が石丸さんの狂信者ではなく普通の感覚の応援団と思っていただければ幸いです。

 

まず1つ目ですが、4年前の市長選挙に出馬した際に、選挙用のポスターやビラを発注した印刷業者と支払い額に関して認識の違いから起こされた裁判ですが、1審・2審ともに石丸さんが敗訴して不足分の請求額72万円を支払うようにと判決が出ていますが、確か抗告中でまだ最終的な結果は出ていないはずです。

 

ただ、1審(地裁)の判決文にある「営利企業が赤字になる事をいとわず業務を請け負う理由は乏しい」と2審(高裁)の「業者が『公費負担の上限を額を代金とする』意思を示していない」と指摘し、「契約の確定から納品まで極めて短期間だった上、両者の間で以前同様の取引が行われた事は無く、代金を決める際に公費負担額を重視すべきとは言えない」と言う裁判所の現時点での判断は出ています。

 

私は若い頃に営業経験があり契約書の作成も当然していた経験からして言うと、石丸さんから公費負担額の上限がある事を伝えているのに、何故その時点で石丸さんも印刷業者の担当者も金額を示さず作業を進めて行ったかが不思議です。

 

この印刷業者が選挙関連の仕事を請け負うのは初めてではないので当然知っていただろうと思い込んでいた石丸さんにも落ち度はあると思いますが、何故印刷業者の方も大まかな金額を知らせず進め、更にオプション的な作業の追加依頼があった時点で金額がこれくらい上がりますけど大丈夫ですか?と言う問い合わせも一切していない事も不思議です。

 

私が印刷業者の担当なら、こんなに注文したら公費負担分超えてないかと心配になり絶対確認します。

 

私でなくても営業経験がある方なら普通の感覚だと思います。

 

1審・2審ともその事には一切言及していないようですが、石丸さんの弁護士は公判中にこの事について聞かなかったのかな?

 

裁判所はそういう事は考慮しないもんなんですかね?

 

と言う事で、この印刷業者との裁判に関しては個人的にはどちらにも落ち度があるので、支払い額を幾らか減額して石丸さんが支払うのが妥当な線だと思います。

 

 

2つめの「山根温子」議員の石丸さんに対して恫喝があったかどうかの裁判ですが、山根議員からの名誉棄損での訴えでしたが、これも1審で石丸さんが敗訴、お互いが控訴しているようですが、その判決が7月3日に言い渡されるようです。

 

この裁判はこのままでは石丸さんの敗訴は間違いないと思いますが、恫喝と言う定義が曖昧なので何とも言えないかなと言うのが私の見解です。

 

山根議員が提出した証拠の録音された音声では確かに恫喝された事実は確認出来ませんし、最後の方はどちらかと言うと和やかな雰囲気で終わっているので判決は当然だと思いますが、騒ぎがあった全員協議会は約30分あったのに音声には最初の約6分間は録音されていません。

 

それに、石丸さん自身が最初に旧Twitterで『説得?恫喝?』とどちらとも取れる印象の言葉を言われたとポストしています。

 

こういう問題は〇〇ハラスメントと同じで、言われた側(された側)の受け取り方にもよるので難しいと思います。

 

決して石丸さんを擁護するために言うのではありませんが、私は元々裁判所は真実を明らかにする場所ではないと思っています。

 

過去何度も判決に対しておかしいと思った事例は皆さんにもあると思います。

 

冤罪で死刑になった方もいますし、裁判官の方でも間違える事はあるので、この録音されていない6分間をどう捉えるかの違いだと思います。

 

ただ、石丸さん派と言える熊高議員も擁護していないのでかなり分が悪い事は事実ですね。

 

おそらく2つとも石丸さんは敗訴するでしょうけど、その事を持って都知事には向かないと言う論調は違うと思いますし、石丸さん自身も判決が出れば受け入れると思います。

 

これが2つの裁判に対しての見解ですが、この事を受けても応援派には変わりありませんので、これからも石丸さんの応援記事を書かせてもらいます。