また最近話題になっているのが『芸能人(素人)が政治を語るな!』と言う悪い風潮です。

 

何人かの芸能人の方がこの風潮に苦言を呈してますが、相変わらずSNS上では見受けます。

 

そして、私自身も言われたことがありますが『そんな不満あるんやったら政治家なったらええやん』と言う人も必ずいます。

 

それに対して色々な職業を例に出して反論すると『選挙に出て当選すれば誰でもなれるから他の職業とは違う』と言うとんでもない理論で応酬して来ます。

 

これは、例え素人でも選挙に当選さえすれば政治家(プロ・専門家)になれると言う事で、最初に言っている『素人が政治を語るな』と言う言葉に完全に矛盾している事に気が付いていません。

 

更に言うと、もうすでに過去沢山の芸能人が政治家になっていますが、今まで何人の方がまともに政治家として機能していましたか?

 

名前を出して申し訳無いですが、現在でも「生稲晃子」議員・「今井絵理子」議員・「中条きよし」議員などおよそ国会議員の仕事をしているとは思えない人達で溢れてます。

 

こんな方達より普段から政治に関心を寄せている一般国民の方の方がよほど知識も情報も持ち合わせて語れると思います。

 

そして、こういう風潮こそ現在の自民・公明の連立政権の思惑通りで、投票率が下がれば下がるほ厚い支持層を持っている自分達が勝てると思っているのです。

 

私達には立候補出来る『被選挙権』と投票出来る『選挙権』の両方が与えられています。

 

立候補しなくても自分の意思を自由に示せる投票出来る権利を大切にしましょう。