こんばんは。この記事をひらいていただきありがとうございます。
関東在住、30代半ば、男の子一人、女の子一人(どちらも未就学児)の母をしておりますてげてげです日中は時短勤務で働いています。
今日は先日読んだ本「ビジネスマンのための新しい童話の読み方 人生の壁を破る35話」の読書ログを残したいと思います。
どんな本かというと、
皆さんよく子供に読んでいる、子供のころに読んだことがあるであろう童話。
これって今の私たちの考え方の土台になっているよね。でもそれって本当に役立つ考え方なの?あえて壊してみようよ!
というコンセプトの本です。
有名な童話「うさぎとかめ」「北風と太陽」から始まり、にっちなものもありますが読んでいて何度も思わず膝を打ちました。
文章は平易でとても読みやすいです。そして筆者の解釈を通じて伝わる優しさが身に沁みます。
本のタイトルに「ビジネスマンのための」とありますが、そんなバリバリな人じゃなくとも、というかゆるでいきたい、バリになりきれない、っていうかもう仕事つらいというワーママにもぜひ読んでほしいなと思ったので記事にしてみました。
本の中には35の童話が引用されているのですが、その中でも私が特に印象にのこった「うさぎとかめ」をご紹介いたします!
うさぎとかめ
教訓:人と比べるな、自分の目標を見よ。
有名なうさぎとかめ。うさぎがかめに「あの山のてっぺんまでどちらか早いか勝負しようよ!」からの、うさぎがぶっちぎりでリードして、ゴール直前で昼寝。その間に粛々と歩いていたかめが先にゴール!ってやつですね。
一般的には「能力があっても油断してはいけない。また、地道に努力していけば分が悪くても勝てることもある」というような解釈がされているのかなと。
でも、この本で筆者の解釈は
うさぎが負けたのはかめを見ていたから。かめは自分より遅い、と油断した。かめは途中うさぎが寝ていることに気づいたが、ゴールだけを見ていたからそのまま歩みを進め勝つことができた。
ということでした。
この話がなぜ私に響いたかというと、、、
筆者の解釈とすこしずれますが、
第二子出産後、復職直後の私が、「うさぎを見て戦おうとしているかめ(=一番勝てないパターン)」だったなと気づいたからです。
周りのメンバーを見て、
「この人、私がいなかった間にこんなことができるようになってる」
「あの人はこんなに成果を出している」
「私は時短だから大きな業務を任されない」
まさに周りの人をみて、自信をなくしていました。
うさぎとかめの中でいうと、かめがうさぎを見て独りで凹んで独りで焦って独りでメンタル崩していたんですね。。。
上司からも周りを意識させる言葉をかけられていたこともあり、それがプレッシャーでさらに自信もなくなり、「あの人のようにならなくては・・・」と。
かめはかめなりに歩けばよかったんです。
焦らなくて大丈夫、ってもうちょっと落ち着ければよかった。
で、育休復帰から1年近く経過した今、その時期を脱せたか?というと脱せていません。いまだにモヤモヤしたり日々鬱々とする部分は多いです。
ただ、その状態を受け入れられるようになったのが進歩かなと思ってます。
どういうことかというと、復職後うまくいかずに悩んで、今は仕事なんかしたくないかも、とにかく逃げたいという気持ちが強かったです。
でも今は
人生の中のフェーズで今は方向性を考え直したり、うまくいかなくて悩んだりして力をつけようとしている時期なのかなー-
と、認められるようになりました。
自分がかめだって気づけた感じですね。
状況は何も変わってなく、つらいと思うことも多いですが
たぶんすぐに解決する話ではなく、このもやもやを抱えながらも日々過ごしていく時期なのかなー、とすこしだけ俯瞰した気持ちになっています。
もしもこれを読んで同じ気持ちの方がいたら、もしくは復職直後で周りを見てしんどい方がいたら、、、
今、私たちは力をためている時期。
この時期を無理しすぎずに適度にガス抜きしながら耐えていくことで
しなやかに、人の痛みがわかる人に、成長できるのではないかなと思っています。
かめはかめなりにのこのこと進んでいきたいと思います。
いつもながらまとまりがなくなってしまいました
子供に童話を読み聞かせをするときに、読み終わった後の話の引き出しにもなるのでもし興味がある方は一読をオススメします
今日もありがとうございました!