商品の価値は誰が決めるモノ? | 小さなお店のアナログ販促・集客法

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おはようございます。


”字に自信がなくても想いは伝わる”

手書き販促の臼井です。


ボクが小売店にいたときの話。


野菜や果物の青果物を生産者さんから仕入れるとき

多くの場合、生産者さんのイイ値で仕入れていました。


「野菜をお店で売りたいから送って欲しい」

というような話をしていると、多くの生産者さんが


「どれくらいの価格で卸したらいいですか?」

と、聞かれるんです。


っで、

「いや、初めは、●●さんの思っている価格で送ってください。

 とりあえず、その価格でこちらも値段をつけて

 お客様の反応をみましょう。」


というコトで、こちらも生産者さんに対して

価格交渉はほとんどしていませんでした。


なぜ、「もっと安くしてくださいよ」という話をしていなかったのか?


それにはいくつか理由がありました。


1、生産者さんに儲けて欲しかったから


2、長い継続的な取引をずっとしたかったから

  だから、生産者さんにムリをかけたくなかった。


3、商品の価値はあくまでもお客様が決めるモノ

  だと思っていたから


この3つの理由です。


特に、3つ目が大きかったです。


売り手側としても、販売する商品は

出来る限り安く仕入れて低価格で売るに越したことはないのですが。


その商品の価値というのは、やっぱりお客様が決めるモノ

だと思っていたので。


そして同時に、せっかく一生懸命こだわって作られた生産物、

その価値に見合った仕入れもしたいとも思っていました。


スーパーなどの大量仕入れを行う場合だったら別ですが

小規模店の場合、やはり仕入れ先とどのような関係性を保てるか?


モノとお金を交換するだけでなく、

もっと深いお付き合いがデキるかどうか?


商売の世界では、”甘い”と感じられる考え方かもしれませんが

ココは商売を長い目で見れば、重要な部分でもあると思っています。


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