仕事中、ふと、壁にかかっている時計を見た。
時計の針の形が
湾曲していて凄く複雑だ。
ガウディを思わせる様な曲線美。
「素敵だな。でも、会社にはそぐわないような・・・」
こういう形の物が側にあるのっていいな。
でもこれって作ったり加工したりするのが面倒くさかっただろうなあ?
直線の針だったら簡単だけど・・・
数十年前
「シンプル・イズ・ベスト」と
やたらと言いまくられていた。
私も正に同感していた。
複雑な模様や形は時代遅れでダサい。
直線的で
模様無しの単色
そんなものばかりを好んで集めていた。
洗練されていると思っていた。
でも、この時計の針を眺めながら、
なんだか急に悟った気分になった。
「シンプル・イズ・ベスト」
これはもはや
産業界による洗脳だったのではないだろうか?
大量生産を低コストでするには
無駄な作業工程は無い方がいいに決まっている。
形や模様が単純であればあるほど費やすべき労力が少なくてすむ。
ああ、
つまり私たちは
こうやって
美的感覚までも
効率化されるために
コントロールされていたのか・・・・