会社のほうがわりと落ち着いているので、
先日、たまたまタイミングがあった大前研一氏の
講演を聴いてきました。
備忘のために、記しておきます。
①日本は社会全体が暗い雰囲気に包まれている
②それに比べBRICsや韓国は元気。
→インドネシアなどに市場を見つけ勢力をつけてきている。
③日本の経営者も、明日のない国内市場を見るだけでなく、
余力をねん出して、外国へ踏み出すべきだ。
その際、やる気があれば英語は堪能でなくともよい
→松下幸之助氏、本田宗一郎氏を例に
④外国では低運賃航空会社などが元気だ。
⑤日本は地方主権=基礎自治体で復活することは可能。
→基礎自治体とは人口3~40万程度に自治体を再編、
立法権、徴税権などをある程度与える。
例として、建築基準法を上げ、景観や人口密度を加味して
建築基準を自治体によって変えてもよい。
→山手線内は平均2.6階建の建屋
マンハッタンは平均30階の建屋?(記憶曖昧)
山手線内も関東地震が来れば危険な建屋がたくさんある。
⑥日本には国の借金は国民の「いざというときのために」という
貯金に個人資産1400兆円が眠っている。
⑦建築基準法の改正も含めて⑤との絡みで眠っている1400兆円が
動き出せば、経済が循環し日本は復活できる。
時間も限られており、私の平凡な理解力ではこの程度の理解しか
できませんでしたが、大凡このようなことを述べられていたと思います。
私自身は、眠ってる個人資産は郵便局や銀行の預貯金として預かられており、
それは国債に形を変えていると理解しています。
個人資産を一斉に切り崩すことになれば、当然銀行などは国債を解約して、
返金せねばならない。
このときに、国債の暴落=長期金利の暴騰=高インフレの到来を
予感しました。このときの、実質GDP+に振れるかどうかがカギである気がしました。
(デフレ時代である今は、名目GDPに着目すべきと思っています)