第一波が過ぎ
第二波
第三波に不安を募らせた
「あっ!」
と母の事を思い出した
母は魚などの運搬会社に勤めており、会社はまさに海に面していた
急いで電話をしたが、回線はすでに断たれていた
「まさか・・・」
と、嫌な想像ばかりしてしまう
「どうか無事で居て」と祈るしかなかった
外はだんだん暗くなり、
街の灯りも街灯もない
なんとも言いようがない
不気味 だった
私たちは避難所へ向かった
校庭にたくさんの車があった
「体育館の入り口はどこですか?」と近くに居た人に義母さんが聞いたが
自分の事でいっぱい、いっぱいなのか見向きもしなかった
ただ聞こえなかっただけかもしれない
だけど、こういう時人の冷たさを感じると
涙が出そうになった
体育館の入り口を見つけた
靴が足の踏み場がない程敷き詰められていた
中に入ると、うるさかった
若者はのんきに大声で笑い話をしている
こんな状況を楽しんでいる小学生
確かに自分が小学生や高校生だったら同じようになっているだろう
でも私はもう大人だし、家庭があって子供がいる
若いからしょうがないって分かっていても、笑ってるなんて許せなかった
どうにか座れるとこを確保できた
懐中電灯を天井に向けて少しの灯りをつくる
それでも近くの人の顔が分かるくらいの灯り
ストーブが3個
この広い体育館には全く足りない
毛布もお年寄り優先で貰えなかった人もたくさん居た
私たちは家から毛布を持ってきてたので暖はとれた
それでも寒かった
食料も子供とお年寄り優先
全く足りなかった
逃げてくる時、バッグに食料を詰め込んできたが
・・・・出せなかった
毛布にくるまってひっそりと食べた
娘は疲れたのかコテっと寝た時、体育館に誰かが入ってきた
しきりに誰かの名前を呼んでいる
「あっ!!!」
母だった。
母の顔を見て涙が出た
緊張の糸が切れたのか、母の前で子供に戻ったみたいに泣いた
母は大津波警報がなり、みんなと会社の車ですぐに高台に避難していた
愛車は流され、会社も流された
逃げる時におじいさんとおばあさんが歩いていたが間に合わなかっただろう・・・と言った
地震発生後、津波がくるまでが早すぎて逃げ遅れた人は何百人となるだろう
見知らぬ人の死を
苦しかっただろうなと考えただけで涙が出てきた
少し夜風にあたりたくなり外に出た
ふと空を見上げた
・・・・・・私は唖然とした
空いっぱいに星が輝いていた
街の灯りも街灯もない
この暗さが星を際立たせていた
星が近かった 手に届きそうだった
こんなの見たことない
プラネタリウムより遥かにすごい!!!!
寒さを忘れ星を眺めた
美しすぎて涙が出た
沈んだ心に少し光をもらった
まぶたの裏に煌めく星を焼き付けたまま静かに眠りについた
第二波
第三波に不安を募らせた
「あっ!」
と母の事を思い出した
母は魚などの運搬会社に勤めており、会社はまさに海に面していた
急いで電話をしたが、回線はすでに断たれていた
「まさか・・・」
と、嫌な想像ばかりしてしまう
「どうか無事で居て」と祈るしかなかった
外はだんだん暗くなり、
街の灯りも街灯もない
なんとも言いようがない
不気味 だった
私たちは避難所へ向かった
校庭にたくさんの車があった
「体育館の入り口はどこですか?」と近くに居た人に義母さんが聞いたが
自分の事でいっぱい、いっぱいなのか見向きもしなかった
ただ聞こえなかっただけかもしれない
だけど、こういう時人の冷たさを感じると
涙が出そうになった
体育館の入り口を見つけた
靴が足の踏み場がない程敷き詰められていた
中に入ると、うるさかった
若者はのんきに大声で笑い話をしている
こんな状況を楽しんでいる小学生
確かに自分が小学生や高校生だったら同じようになっているだろう
でも私はもう大人だし、家庭があって子供がいる
若いからしょうがないって分かっていても、笑ってるなんて許せなかった
どうにか座れるとこを確保できた
懐中電灯を天井に向けて少しの灯りをつくる
それでも近くの人の顔が分かるくらいの灯り
ストーブが3個
この広い体育館には全く足りない
毛布もお年寄り優先で貰えなかった人もたくさん居た
私たちは家から毛布を持ってきてたので暖はとれた
それでも寒かった
食料も子供とお年寄り優先
全く足りなかった
逃げてくる時、バッグに食料を詰め込んできたが
・・・・出せなかった
毛布にくるまってひっそりと食べた
娘は疲れたのかコテっと寝た時、体育館に誰かが入ってきた
しきりに誰かの名前を呼んでいる
「あっ!!!」
母だった。
母の顔を見て涙が出た
緊張の糸が切れたのか、母の前で子供に戻ったみたいに泣いた
母は大津波警報がなり、みんなと会社の車ですぐに高台に避難していた
愛車は流され、会社も流された
逃げる時におじいさんとおばあさんが歩いていたが間に合わなかっただろう・・・と言った
地震発生後、津波がくるまでが早すぎて逃げ遅れた人は何百人となるだろう
見知らぬ人の死を
苦しかっただろうなと考えただけで涙が出てきた
少し夜風にあたりたくなり外に出た
ふと空を見上げた
・・・・・・私は唖然とした
空いっぱいに星が輝いていた
街の灯りも街灯もない
この暗さが星を際立たせていた
星が近かった 手に届きそうだった
こんなの見たことない
プラネタリウムより遥かにすごい!!!!
寒さを忘れ星を眺めた
美しすぎて涙が出た
沈んだ心に少し光をもらった
まぶたの裏に煌めく星を焼き付けたまま静かに眠りについた