成人の日である15日。
この日の前にはケイゾーの納骨が済んでいた。
みんなが集まる成人式の日。
俺はお祝いする気分になれず、レンタカーを借りてケイゾーの墓を目指していた。
ケイゾーが眠る場所は、郊外の大型の霊園。
俺は、車のハンドルを握り、考えていた。
彼の人生、俺の人生、みんなの人生とは何なのかって。
近しい人たちが旅立って行った。
何故?
でも、そういう場に直面するたびに思う。
こいつの分まで、俺は生きてやると。
そして絶対に忘れないと・・・
俺は二十歳。
ここでTeenage Bluesは終わる。