皆さん、こんにちは!

このブログでは、前回に引き続き、心の健康をテーマにしたTEDトークをご紹介します。




今回のテーマも「失恋」。誰もが経験する可能性のある辛い出来事ですが、身体の怪我と同じように、心の傷も適切な処置が必要です。


今回は、心理学者のガイ・ウィンチ博士が語る、科学に基づいた「壊れた心の癒し方」について、その要点をまとめました。






✅なぜ「失恋」はこれほどまでに辛いのか?:科学でひも解く「壊れた心の癒し方」

失恋は、誰もが一度は経験するかもしれない、とても辛い出来事です。「時間が解決してくれる」とよく言われますが、その辛い時間をどう過ごせばいいのか、途方に暮れてしまう人も多いのではないでしょうか。


心理学者のガイ・ウィンチ博士は、TEDトーク「How to Fix a Broken Heart」の中で、失恋を「心の怪我」として捉えることの重要性を説いています。博士によると、失恋の痛みは単なる感情的なものではなく、脳が実際に物理的な痛みと同じように反応しているそうです。だからこそ、この「心の怪我」を放置せず、積極的に向き合うための具体的なステップをご紹介します。


1. 過去を「美化」する脳の罠に注意する

失恋すると、別れた相手の良い面ばかりを思い出してしまいがちです。楽しかった思い出や相手の魅力的な部分が、まるで映画の「ハイライトリール」のように頭の中で繰り返し再生され、喪失感をさらに深めてしまいます。

この罠にはまらないためには、意識的に相手の欠点や、関係が悪かった部分も思い出すようにしましょう。現実的な視点を持つことが、過去への執着から抜け出すための第一歩です。


2. 「なぜ?」という問いを終わらせる

「なぜ別れたのか?」「何がいけなかったのか?」といった、答えのない問いを追い求めることは、心の痛みを長引かせる最大の原因の一つです。どれだけ考えても、満足のいく答えは得られないことがほとんどです。

博士は、この終わりのない探求をやめ、自分自身で納得できる理由を新しく作り出すことを勧めています。問いを終わらせることが、前に進むための「心の応急処置」になります。


3. 壊れた心にできた「空白」を埋める

失恋は、相手との時間や共有していた趣味、友人関係など、生活に大きな空白を生み出します。この空白を放置すると、孤独感や喪失感が深まってしまいます。

この空白を埋めるために、新しい趣味を見つけたり、友人と会う時間を増やしたり、自分自身のアイデンティティを再構築する時間を持ちましょう。この作業は、新しい自分を発見する機会にもなります。


⭐️まとめ⭐️

失恋は辛いですが、それは乗り越えられない痛みではありません。ガイ・ウィンチ博士が語るように、心の痛みに「応急処置」を施し、能動的に回復を目指すことで、その苦しみは大幅に軽減されます。

今回の記事が、今まさに失恋で苦しんでいる方、あるいは過去の痛みを抱えている方の心の癒しに少しでも役立つことを願っています。