一言でまとめると、「イヤなことがあっても、代替行動に逃げない!まず、現実をそのまま受け入れ、前に進むことをして成長ループに入ろう!」マインドフルネスなど、やり方は理解したものの、やる意味がいまいち納得できなかったが、この本を読むと、マインドフルネスの意味が分かる。これを読んで、実践編を読むとよいかと思った。ワーク部分が多いが、ワークをやらず、説明を読んでいくだけでも人間心理がかなり分かりやすく記載されている。
【感想】
○タイトルから見ると、悩んでいる人が対象の本に見えるが、ACTという心理学の考え方についてイロハを書いた本。○むしろ、今悩んでいる人が本のワークと向き合うのは相当しんどいのでは、と思う。
○メッセージ性が強く、かなり分かりやすい。
○言葉の利便性と、その代償としての悩み
○成長ループとゆううつループ、子供から大人になって感じる悩み
○マインドフルネスの重要性、人間にとっての「いま・ここ」の重要性は、人間が唯一言語という仮想空間に入り続けることができるから。
○できることをコントロールすることに注力する。
○他人の評価、批判が自分に返ってくる。この点を意識すること。
○やる気の無意味さ、行動が大事。
【気づき・to do】
○自分を分析する上で、「書く」ことを毎日すること。話すこともアウトプットとして大切だが、自己分析には書いて頭を整理することが大切。
○マインドフルネスで体が感じることを大切にすること。朝瞑想することもあるが、ハードル低いものとして、呼吸を感じること、食べ物、水のワークを1日5秒でもすることが心の安定に重要。
○やる気出します、頑張りますの無意味さ。結局はアウトプットは行動となる。具体的な行動を書くことを意識する。
【重要箇所抜粋】
○調子がいいときは、「イヤなことがない」ときではなく、イヤなことがあっても、そのカベを乗り越えて前に進める状態をいう。
○成長ループとはイヤなことがあった、という現実を認め、そこから前に進む反応の仕方。現に、現実を歪める魔法の力を持つ言葉を知る前の赤ちゃんは、前に進み、歩こうとし続ける。
○ゆううつループは、イヤなことがあったときに代替行動に矢印が向くこと。部屋の掃除をするなどの先送り行動。
○大事なのは、頭の中に流れてくるツィートを客観的に見ること。
○心のしなやかさが大切。→レジリエンス論?
○やる気は幻想。行動パターンにつけた言葉のトリックに過ぎない。
○変えられないもの、コントロールできないものは受け入れる。変えられるもの、コントロールできるものに集中する。
○私たちは、本当のところ、悲しみも、寂しさも、イライラもない、そんな退屈な人生は求めていない。