【放課後教室・6/18】何のために来ているのだろうか。 | NPO法人TEDIC 公式ブログ「活動報告」

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NPO法人TEDIC(テディック)東日本大震災での被災や、貧困・虐待・ネグレクト・友人関係のつまずきなど様々な事情の中で生きている子ども・若者を、「学習支援」や「フリースクール」、「子ども食堂」などを通じて地域の力で支えるNPOです。

こんばんは!
石巻本部コーディネーターの大津です。

最近の宮城県の天気は突然雨が降ったりと読めない日々が続いております…。

そんな読めない日々が続く中、元気いっぱい水曜日チームの活動が6月18日に行われました。

本日の活動では私、大津も一人の生徒とつきっきりで活動を行いました。

最初はいろいろと雑談をしていましたが、その生徒は勉強道具を自分で開いても、TEDICにある教材を取っても、どこか気が進まない状態…。

〈数学の教材選びをしている様子〉


それでも自分の大学生活の話など雑談を交えて、その後数学の勉強を始めました。

〈一緒に数学の勉強している様子〉


そこで自分の中でモヤモヤが…。

『彼は今日何のためにこのTEDICの活動に来ているだろう。そしてその彼のためにいま出来ることは何だろう。』

あーだ、こーだいろいろと考えたり、他の生徒たちにも考えが及んだり…。

その生徒に数学を教えつつ、そういうことを少し考えていて、活動終了時に…。

他の生徒から、突然ぼそっと『お前に会いに来ている。』と見抜かれたように言われました…。

お主は人の気持ちが手のひらように分かるのかと、驚きつつ、純粋に嬉しかったです!!

〈チューター二人で理科などを教えている様子〉


自分たちは人と接するプロでも、神様でも何でもないただの”大学生”。

そんな素人の大学生でも、人の気持ちを理解”しよう”とすることは出来るし、目の前の生徒たちのことを考え続けることがこの活動の価値だと思っています。

反省するところはチームで反省して、次への糧にしていきたいと思います。

次回も頑張るぞー!

おーーーーーー!