10月上旬にマレーシアから日本に帰国して、自主隔離期間が終わって、取りあえず成田空港で借りたレンタルWifiの1日使用制限3~5GBに疲れて、光回線を引こうとしたら工事まで1~2ヶ月しかもマンションが旧式のVDSL方式(光を一度、電話線用信号に変換して、再度LAN用に変換する旧タイプ)で、OCNよりベストエフォート100Mbpsで料金は光ダイレクトのベストエフォート1Gbpsと全く同一と言われて、他の方法を探して、まずネットで評判の良くすぐ使えるUQ Wimaxを入れてみた所、無制限とのうたい文句とは実際は異なり(よく読むと注記はしてあるのですが)直近3日間の累積が15GB(1日平均だと5GB)で使い物にならない通信速度に低下するという仕事には使えない代物と判明し(どうして評判が良いのか、桜ばかりが投稿しているということか)、即解約(解約料1万円程度)。やはりマレーシアから日本に数ヶ月前に帰国されている知人から、ソフトバンクエアーが使用制限無しで、即日(機材が届けばの前提)使えるとの情報をもらい、申込をしたところ1週間余りで機材が郵送されてきて、使用可能となり、やっと使用制限無しにインターネットを使える環境になった。ただし4G,5G(弊住所では5G無し)を使っているためと思われるが、ベストエフォートと実際の通信速度の差異がとても大きく、かつ常にアップロードがダウンロードに比べて恐ろしく遅いこと、また時間帯(=使用者数)によっての速度差が異様に大きいことも判明した。実際の通信速度は、良い時は下り120Mbps,上り10Mbps程度まで出ているが、混んでいる夜22時~25時などは、下り1Mbps、上り0.2Mbpsの酷い速度まで低下する。平均すると下り30~50Mbps,下り2~3Mbpsといった所で、速度制限を意図的にかけないのは良い点だが、実効速度からすると割引の無い状態での月額料金は、かなり高いと言わざるを得ない。ソフトバンクエアーの実効速度だと、ZoomやClassroomを使えるぎりぎりの早さと思われ、Classroomなどアップロードに気の遠くなるほど時間がかかってしまう。
このソフトバンクエアーの実効速度の遅さにイライラして、自分でいろいろ調べてプロバイダーに実際に確認してみたところ、唯一ソニーのニューロのみが、NTTの電柱まで来ている光回線からマンション(MDF)に新たに引きこみをしてMDFから宅内まで光ケーブルを敷設してくれる事が判明し(OCNはお役所会社NTTの子会社で、そこまでの提案は無かった)、ベストエフォート2Gbpsとの事で、これまでの経験上、実効速度上り、下りとも200~300Mbps程度は期待できるのではと、密かに期待しています。
今回の経験で強く実感したのは、帰国前、マレーシアで月額5千円程度で、速度制限無し、容量制限無しでベストエフォート3Gbpsで常時(24時間)実効速度上り、下りとも300~350Mbpsでインターネットが使えていた環境からすると、残念ながら日本はインターネット環境では
完全に発展途上国状態であることです。
あまりこの事は、大きく取り上げる人は少ないですが、この高速大容量インターネット必須の現在の世界情勢の中で、日本の国民の大多数が劣悪で割高なインターネット環境に置かれていることは、もう少し周知されて、政府の政策として改善に取り組まれる必要があると強く感じます。
本来、国民全員に強制的にでも持たすべきマイナンバーカード(実際には発展途上国も含めて世界のほとんどの国が原則全国民に強制している個人IDカードです)の普及に、商品販促のようなCMで取得を誘導したり、ワクチン証明をワクチン接種会場でデジタル的に登録できるシステムを全国的に構築もできない国ですから、未来に対する戦略感の極めて乏しい政府であることは明白ですが、日本という国の世界の中での国の競争力維持の為には国民一人一人が享受できるインターネット環境の改善は取り組むべき政策として一つの急務だと今回の経験で強く感じました。