我が家にEVが来て早、半年が経とうとしています。今日はEVの充電器に関してお話しします。
充電器を選ぶ際の条件としては、
- 6kw以上の出力があること。
これは、まず2台のEVを一日で充電しなければならないこと。しかも一日に120㎞程走るため、2台だとMax60kwほどの充電量が必要になる。しかもここは極寒の釧路、冬になれば充電効率も電費も悪くなることは目に見えている。 - デマンドコントローラ(パワーブースター)が必要。
自宅はオール電化のためただでさえ電気を使う。そのためにデマンドコントローラーがないと頻繁にブレーカーが落ちてしまう。
デマンドコントローラー:ブレーカーが落ちないように自動的に電気の使用量を振り分ける。もちろん家庭用電源が優先。自宅での使用電流が大きくなると充電器側の電流を減らす仕組み。 - できるだけ安価に買えるもの変えるもの。
しかし、アフターサービスは必要なので中華物は対象外として、日本に代理店のあるものを選んだ。
結果、選んだのはPulsarPlus EV充電器 6.4kw Wi-Fi/Bluetooth対応 Wallbox デマンドコントローラーを付けて約20万円。ここで失敗したのは、この金額を出すのだったら日本で実績のあるDELTAのQ-VECにオンデマンドコントローラーを付けて購入できた。
良かった点:スマホがあれば離れていてもコントロール可能。(プラグは手動で入れないとだめよ)現時点ではまずまず使いやすい。深夜電力の安い電力で充電をしています。
悪かった点:代理店であるカスタマーサービス(Yourstand)が最悪。全くの素人です。すぐ言い訳に走ります。「6.4kw出せますか?契約電流は60アンペアです」と購入前に確認したところ「大丈夫です」と。しかし、実際に6.4kw出すには50アンペア必要です(60アンペア契約ではすぐにブレーカーが落ちます)。実際には32アンペアまでで、それでは5.4kwしか出ない(それでもブレーカーは落ちる)ということを購入、設置後2か月たって初めてサービスから聞きました。また、デマンドコントローラー(パワーブースター)を設置しないと60アンペア契約ではブレーカーが頻繁に落ちます。ただし、デマンドコントローラーをつけると4kw程度しか出ません(どの程度家庭で使用するかによりますが)
最終的には契約電流を100アンペアまで上げてやっと6kw(デマンドコントローラーが働いている)で充電しています。設定電流は40アンペアにしています。
機械としては良いものだと思います。しかし今の代理店(Yourstand)ではお勧めはできません。
冬になって充電スピードが落ちてきました。
最低気温-10度くらいまでは特にスピードの低下は感じませんでしたが、-20度くらいになるとがくんとスピードが落ちます。これは車側の問題なのかもしれませんが。
2台充電すると最低でも12時間は必要になってきました(60kw以上)かみさんの車は夕方から、私の車は23時から。これができるのはやはり6kw以上の充電スピードだからですね。
何とかこれで冬は乗り切れそうです。



