一級建築士で、心理カウンセラー、
年商3億、13年連続無借金の企業経営者、
マインドコンサルタントの松本青郎です。
私たちは、生まれたとき、言葉を話すことは出来ませんでしたよね。
お釈迦様は、生まれ直後に七歩歩いて右手で天を指し、左手で地をさして「天上天下唯我独尊」と言ったそうです。
さすがお釈迦様は凄いですね。
私の知り合いにはそんな方はいないです。(^_^;)
でも、私も、友人も、知人も、生まれたばかりの時は言葉が使えなくても、今は普通に言葉を使っています。
ほとんどの人は、だいたい、1~2歳で、言葉を使い始めるようです。
これって、めちゃくちゃ凄~いことだと思いませんか?
だって、日本語学校に通ったわけでもなく、授業を受けたわけでもないのに。
結構文法や単語も憶えさせられた学校の6~10年間では、まったくしゃべれません。
それが2~3年で結構な日本語を憶えてしまいます。
息子が保育園に通いだすと、いよいよ、いつの間に憶えてきたのか分からないような大人びた事を言いだしたりしました。
歯の浮くようなセリフだったり、憎たらしく思うような嫌みだったり、明らかに自我が芽生え始めるわけです。
生まれたばかりの頃は、オギャーオギャーとしか、泣くだけだったのにですよ。
どうして、しゃべられるようになったんでしょう?
それは、母親のおなかに宿った時から、聞こえてくる周りの言葉を、
自分の中にどんどん描き込んだからです。
周りの人間の会話を聴いているうちに、
その言葉によって、人がどんな反応や、
どんな変化を起こすかを、観て、感じてるんですね。
お母さんとお父さんが話をしているのを聴いて、
この言葉はこんな意味があるとか、
この物・この事には、こういう名前が付いている事を、
脳に描き込んでいくと、
その量が半端なく増えていくわけです。
寝ている間も、すべて聴いています。感じています。
言葉を発すると、何かの意味が相手に伝わることに気づくわけです。
やがて、充分な量の言葉が貯め込まれて、
自分も言葉を使って、周りの人に影響したくなる。
それが、「言葉を話し始める」ということです。
コンピューターの進化は激しいですが、
自ら言葉を話したりできませんし、
翻訳すら、まともに出来ません。
わずか2~3歳で言葉を話すって事は、膨大な情報処理が起きた結果だって事なんですね。
しかも、ここで同時に大変なことが起きています。
これって、言葉だけじゃなくて、
会話の内容もしっかり記憶しているって事です。
父親と母親同居してる家族の会話・行動・出来事を、
自分の常識として価値観として、
取り入れていくということですね。
このとき両親が人間関係やお金に対するどんな価値観で生きていた、
明るく生きていたか暗かったのか、計り知れないほどの影響を受けますね。
なんたって、
真っさらなキャンバスに描き放題の状況から描きまくった結果が
3歳児の状態なんです。
心理学ではこの時に、すでに約70パーセントの人格が形成されると言われています。
三つ子の魂百まで。とはよく言ったものです。
どうせ、言葉も分からないし、
何をしてるか理解なんて出来ないだろうなんて、
思ってたらとんでもないです。
ぜ~んぶ、お見通しなんですね。
これから子育てをされる方は、
特に3歳までにどれほど愛情をそそげるかが重要なようです。
その子の一生に大きく影響するって事ですものね。
今日も興味を持ってくださり、ありがとうございます。