私は大学・大学院で教育学を勉強したいと思っています。実は私、かつては大学院で政治学を勉強していたのですが、学閥争いに巻き込まれ退学を余儀なくされました。正直なところ、こうしたつまらない争いの中で政治学への熱が冷めてしまっただけでなく、大学・大学院に対するイメージが決定的に悪くなりました。
そんな私が大学・大学院でもう一度勉強したいと思ったのは、谷川雁の思想に触れたためです。谷川雁をご存じない方も多いと思いますが、人間の自発性を重視した独自の組織理論を展開した労働運動家、ユニークな外国語教育を理論化した評論家として著名です。雁の思想は当時の学生運動にも大きな影響を与えました。
雁が現「ラボ教育センター」で築いた教育理論は私の知る限り、誰でも手に取れる形で体系的にまとめられていません。私は教育学の基本から勉強して、学部・大学院で谷川雁の教育理論を、日本の教育の歴史の中に位置づけ、改めてその価値を再確認したいと思っています。