PY1344497
◆前日終値
日経平均23291、米ドル106.3、長期金利0.040、原油43、
騰落レシオ102、25日平均乖離+2.33、空売り比率37.4
◆寄り前動向
ダウ+0.30%
◆イベントリスク
<上昇リスク>
アベノミクス-数年に一度
<下降リスク>
FOMC出口戦略-数ヶ月~数年
トランプリスク-数ヶ月~数年
コロナ・ショック―数ヶ月~数年
◆現況
下落
次の目標14673
◆歳時記
9/7 レイバーデイ
9/21 敬老の日
9/22 秋分の日
昨日のNYダウは続伸
Date | Open | High | Low | Close | ||
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Aug 26, 2020 | 28,257.88 | 28,353.80 | 28,153.91 | 28,331.92 | ||
Aug 25, 2020 | 28,347.42 | 28,400.74 | 28,094.57 | 28,248.44 |
■NY株式:NYダウ83ドル高、パウエルFRB議長のハト派姿勢を期待
米国株式相場は上昇。ダウ平均は83.48ドル高の28331.92ドル、ナスダックは198.59ポイント高の11665.06ポイントで取引を終了した。利益確定の売りでダウは下落して寄り付いたものの、全米で新型コロナウイルス感染件数が安定していることやワクチン開発でさらに前進した報道が好感され上昇に転じた。引き続きハイテクセクターに幅広く買いが広がったほか、明日予定されているカンザスシティ連銀主催の連邦準備制度理事会(FRB)年次経済政策シンポジウムでのパウエル議長の講演で、追加緩和が示唆されるとの期待から、引けにかけて上昇幅を拡大した。S&P500指数とナスダック総合指数は共に過去最高値を更新した。セクター別ではメディア・娯楽、ソフトウェアサービスが上昇した一方で、エネルギー、不動産が下落した。
昨日の日経平均は小幅反落
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
2020年8月26日 | 23,257.05 | 23,348.8 | 23,203 | 23,290.86 |
2020年8月25日 | 23,242.74 | 23,431.04 | 23,225.39 | 23,296.77 |
■本日のポイント
1.日経平均は小幅反落、目先利食い優勢も底堅さを発揮
2.米ナスダック、S&P500最高値も模様眺めムード強い
3.ドル円相場の円安進行は追い風材料、下値では押し目買い
4.ジャクソンホールでのパウエル講演を見極めたいとの思惑
5.全体売買代金は1兆6000億円台と再び2兆円割り込む
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比60ドル安と4日ぶりに反落した。ダウ構成銘柄から除外されるエクソンモービルやファイザーなどが売られたほか、アップルが利益確定売りに押されたことが響いた。
東京市場では強弱感が対立し、日経平均株価は前日終値近辺で弱含みもみ合いとなった。前日の反動もあってやや利食い優勢だったが、底堅さを発揮した。
26日の東京市場は、薄商いのなか方向感の出にくい相場となった。前日の米国株市場ではナスダック総合指数やS&P500指数が連日の最高値、フィラデルフィア半導体株指数も最高値と、ハイテク株中心にリスクオン相場が継続したものの、この流れを引き継ぐことができなかった。ドル・円相場が円安水準で推移したことはプラス材料ながら、中国・上海株などアジア株が軟調だったことや米株価指数先物が冴えない動きとなったことを横目に、利益確定売りを誘発。しかし、売り圧力も弱く下値では押し目買いが入り、一時はプラス圏に浮上する場面もあった。業種別では海運や資源株の一角に買いが向かった。ただ、明日のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演内容を見極めたいとの思惑から東証1部の売買代金は低水準で、再び2兆円台を大幅に割り込んだ。
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上昇時目標レンジ 25232-22815
揉み合い上限レンジ 24113-23380
揉み合い下限レンジ 23164-22409
下降時目標レンジ 20269-17330
今日の妥当なレンジ23311-23166
前日日中上昇
週間上昇
月間上昇
揉み合い
昨夜のNYダウは下落でしたが、今日の日経平均は堅調なスタート。
寄付き後は押し戻されてマイナスに転じ、右肩下がりの展開で終了しました。
8/31のダウの銘柄入れ替えがきな臭くなってきています。
新規に算入される予定のSalesforce.comは事前に買われ、暴騰しています。
ダウ連動ファンドの買いが入ることを見越しての動きですが、異常な高騰となっており、この高い価格でNYダウに算入されることになります。
発端となったAppleも、分割発表後に高騰しています。
そもそもこういった値動きはファンダメンタルズからくるものではないため、早晩揺り戻しの動きがあります。
高値を掴まされることになるNYダウは、かなり厳しい値動きになることが予想されます。
NYダウはオールドエコノミー企業が多く、戻りきっていない面がありますが、それら企業の株価が戻ってきても、高騰した新規算入組の揺り戻しに相殺されてしまうかもしれません。
2000年の大天井は、日経平均の銘柄組み換えが契機になりました。
似たような状況が起こっていることは、注意したほうがいいと思います。