PY1344497
◆前日終値
日経平均22291、米ドル106.9、長期金利0.015、原油41、
騰落レシオ71、25日平均乖離-0.72、空売り比率47.5
◆寄り前動向
ダウ+1.44%
◆イベントリスク
<上昇リスク>
アベノミクス-数年に一度
<下降リスク>
FOMC出口戦略-数ヶ月~数年
トランプリスク-数ヶ月~数年
コロナ・ショック―数ヶ月~数年
◆現況
下落
次の目標14673
◆歳時記
7/23 海の日
7/24 スポーツの日
昨日のNYダウは大幅反騰
Date | Open | High | Low | Close | ||
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Jul 10, 2020 | 25,690.35 | 26,101.32 | 25,637.50 | 26,075.30 | ||
Jul 09, 2020 | 26,094.92 | 26,103.28 | 25,523.51 | 25,706.09 |
■NY株式:米国株は上昇、ウイルス治療薬に期待広がる
米国株式相場は上昇。ダウ平均は369.21ドル高の26075.30ドル、ナスダックは69.70ポイント高の10617.45ポイントで取引を終了した。全米でウイルス感染が引き続き拡大する中、ウイルス治療薬に期待が広がったほか原油高で投資家心理が改善し寄り付きから買いが先行。トランプ大統領が「中国との信頼関係が毀損しており、現時点で、米中第2段階貿易協定は考えられない」と発言すると米中関係悪化懸念がひろがり一時上げ幅を縮める局面もあったが、引けにかけては再び上げ幅を拡大した。セクター別では、銀行や保険が上昇した一方、医薬品・バイオテックが下落した。
昨日の日経平均は反落
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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2020年7月10日 | 22,534.97 | 22,563.68 | 22,285.07 | 22,290.81 |
2020年7月9日 | 22,442.3 | 22,679.08 | 22,434.38 | 22,529.29 |
■本日のポイント
1.日経平均は前日比238円安と反落、後場に下げ幅拡大
2.東京都の新型コロナ感染者数が240人台に増加したことを嫌気
3.ETFの分配金捻出や為替の円高進行を警戒する売りが先行
4.外出自粛への警戒感から三越伊勢丹や高島屋など百貨店株が安い
5.アドテストやレーザーテクなど半導体関連株の人気は継続
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比361ドル安と反落した。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒は強く、ロックダウン(都市封鎖)再導入への懸念から景気敏感株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は反落。東京都の新型コロナウイルス感染者数増加が嫌気されたほか、上場投資信託(ETF)絡みの売りも警戒された。
9日の米株式市場では、NYダウが反落。米国株安の流れを受けた、東京市場も軟調に推移。前場の日経平均は50円強の下落だったが、東京都の新型コロナ感染者数が240人を超えたと伝わると後場に入り徐々に売り物が膨らんだ。また、この日はETFの分配金捻出の売りが見込まれていたことも上値を抑える要因となった。為替市場で円高が進んだことも売り要因となった。
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上昇時目標レンジ 24559-21623
揉み合い上限レンジ 21444-18691
揉み合い下限レンジ 21948-21528
下降時目標レンジ 20382-17401
前日日中下落
週間下落
月間上昇
揉み合い
昨夜のNYダウが上昇となり、今日の日経平均はギャップアップのスタート。
寄付き後も窓を開けたまま堅調に推移しています。
大きめの上昇ではありますが、一方でNYの上昇はこれまで何度も出てきたレムデシビルの治験結果が材料となっており、心もとない状況です。
レムデシビルはエボラ治療薬として開発されたものの日の目を見なかった失敗作であり、ギリアドが開発費用の回収に躍起になっているという背景があります。
治験結果も一進一退を繰り返しており、効果が認められた場合でもコロナ専用の治療薬が出てくるまでのつなぎに過ぎず、期待しすぎるのは危険だと思います。
動意を感じさせる上昇ではありますが、横ばいで見ておいた方がいいかもしれません。