続きものでもないんですが、一連のコロナショック大暴落について、書いていきます。

例によってまとまってません笑

 

ドル、34年ぶり高値に 資金確保に世界が殺到

 

外国為替市場でドルが34年ぶりの高値を付けた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受け、基軸通貨であるドル資金を確保する動きが加速しているためだ。ドルの急上昇は信用収縮を深める恐れがあり、海外マネーに依存する新興国経済にも打撃を与える。米連邦準備理事会(FRB)は19日、新興国にもドル資金を供給することを決めたが、市場の反応は鈍い。

国際決済銀行(BIS)が19日に公表した世界の貿易量を考慮した名目実効レートによると、ドルは17日に2002年の高値を上回り、プラザ合意の翌年の1986年以来の高値をつけた。ドル高は18日以降も加速し、対円では19日に1ドル=111円台を付けた。資源価格の急落も相まって、新興国通貨に対する上昇も激しい。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57050970Q0A320C2I00000/

 

 

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強烈なドル需要

強烈なドル需要が起こってます。

ドル円も釣られて上昇していますが、今起こっているのは新興国・資源国通貨の売りであり、主要3通貨はしっかりしてます。

 

為替は国家間の押し引きであり、株のように一方的に動くものではないので、高値を更新したということは、そろそろ止まるかもしれません。

FRBが大量のドル供給に動きましたから。

コロナと違って、これは金融政策が効くはずです。

 

通常は円高に戻るはずですが、日銀の債務超過ラインが日経平均14000円付近と思われるため、株が下がり続けると強烈な円安になる可能性もあります。

 

強烈な中国の指標

 

永久保存版ですね。

こんなすごい指標を見るのは、もう一生ないでしょう。

売上が20%落ちるということは、人口が20%減るのと同じことになります。

今回のコロナの破壊力がわかります。

 

 

強烈なチャート

ドイツDAX指数のチャートです。
 

 

わずか1ヶ月足らずで40%の下落。

もちろん新記録です。

クリスマス・ショックの底はとっくに割り込み、2016年2月のチャイナ・ショックの底を抜けてしまいました。

 

そして上海

 

 

2/4の底を抜けてしまいました。

 

S&P500

 

 

クリスマス・ショックの底を割れてしまいました。

 

 

リバウンドしないのか?

これだけ下がれば、値幅的には十分です。

そして連休前のTOPIXは3連騰

 

一部個別銘柄も明らかに動意を示しており、感覚的には底打ちと感じます。

そして日本が祝日中の欧米株は高騰。日経平均先物は1000円を遥かに超える上昇となっており、祝日を挟んで転換の可能性が非常に高いようにも思えます。

 

VIXもリーマン・ショック本震の最高値に並ぶ80超えから戻ってきました。

 

 

リーマンの時はVIXの頂点と2008年10月の底が一致して、リバウンドに向かいました。

 

しかしこれだけ揃っても、まだリバウンドに確信が持てないでいます。

TOPIXについては日銀がETF2000億という極端な買い方をしているため、市場を完全に歪めてしまっています。

 

3/19はTOPIXが+0.97%、日経平均が-1.04%。

上下2%くらい違いますね。

前場寄り付き直後から波形が崩れているので、従来とは違って前場から日銀が買っているのかもしれません。

 

完全に日銀の相場操縦ですね。

日銀が毎日買い続けるわけじゃないので、TOPIXのチャートを頼りに底打ちを判断するのは危険かもしれません。

 

日経平均は値幅的にはリバウンドして良さそうなものですが、あまりに急な下落だったので、日柄がまだ足りないように思います。

そして、3/19の日経平均安値16358円というのは、何のエポックでもありません。

 

あと一週間以上底練りするか、

あるいはトランプ大統領誕生(16111円)やブレクジット(14864円)など、何かのエポックメイキングな安値を割るまで、リバウンドすら来ないかもしれません。