米中首脳会談、通商協議期限の3月1日までに計画なし=トランプ大統領

 

[ワシントン 7日 ロイター] - トランプ米大統領は7日、ホワイトハウスで、中国との通商協議の期限である3月1日までに習近平国家主席と会談する計画はないことを確認した。

 

https://jp.reuters.com/article/usa-trade-china-idJPKCN1PW2DE

 

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ニュースを契機に日本株は大きく下落をはじめました。

本来は週明けに米中貿易協議が再開されるので、そのあたりまでは期待をつなぐんじゃないかなという印象でした。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190209-OYT1T50110/

 

交渉スケジュールに加えて、波形から見ても、日経平均は昨年10月初旬を起点とする中期的な下落波動が相場を押し下げ始めるには至っておらず、マーケットも週明けの米中貿易協議の進展を意識して動いているように見えました。

しかしながら米中首脳会談白紙というノイズが紛れ込んできたため、早めに下落を始めたのかもしれません。

 

ファーウェイCFOを人質に取ったまま、なるべく大きな譲歩を中国に迫り、結局はCFOを米国に移管し、終始有利な立場で米中貿易戦争をさらに進めていく。

トランプさんのやり口は見え透いています。

中国の覇権を阻止したいという米国の意図は明らかであり、途中で止まるとは思えません。

 

少なくとも3/1の交渉期限に向けて、マーケットは催促相場になると思います。

週末の米株は陽線で終わっており、月曜日はひとまず反発する可能性も残されていますが、もう大勢には影響ありません。

米中貿易協議終了の2/15まではリップサービスのニュースが出るかもしれませんが、値を保ったとしてもそのあたりまでだと思います。

週明け跳ね上がろうが続落しようが、どちらにせよ売りで臨んだほうが良さそうです。

 

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