みなさん大納会おつかれさまでした。

 

日経平均は7年ぶりの反落となりました。

相場の天井圏はいつもそうですが、相場観の異なる売り方と買い方が急騰急落の中揉み合うので、ボラティリティが高くなる傾向があります。

方向感がつかみにくく、難しい一年だったと思います。

 

 

相場を難しくさせたのは、2018年が人為的な相場であったことも原因かと思います。

2017年9月から2018年始の上昇はトランプ大統領の法人税減税によるものであり、税引前の利益は変わらなくとも、税引き後の利益は大幅に増えるというからくりが株価を押し上げました。

そして下落もやはりトランプ大統領の貿易戦争により引き起こされました。

彼が何かを言う度に相場は乱高下を繰り返しました。

 

そして後半3ヶ月はリーマン・ショック級の下落。

チャートから見れば2018年は大天井となった気配が濃厚です。

 

年足をよく見る長期投資派の人はご存知と思います。

景気拡大期に年足が陰線になることはありません。

景気は一定のリズム、数年から十数年のサイクルで上下動を繰り返し、長期の株価もその通りに動きます。

日々の株価は上下がありますが、流石に年足は嘘を付きません。

 

景気後退が1年で終わることもありません。

大きな陰線になった2018年は、景気後退元年になった可能性が高そうです。

 

しかしこの景気後退も、人為的に作られたもの。

実際の経済指標はわずかに陰りを見せていますがまだ強く、トランプ大統領が一言「貿易戦争やめた」と言えば状況がガラリと変わる可能性もあります。

米中覇権争いがどこまでエスカレートするかに、世界全体の経済がかかっていると思います。

 

このブログも六年目に突入し、今年もたくさんの方に訪問していただきました。

本当にありがとうございました。

 

今年一年の感謝とともに、来年もまた変わらずお付き合いいただけるとうれしく思います。

年末年始も時間があれば、いくつか記事を書きたいと思います。

よいお年をお迎えください。

 

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