PY1344497

◆前日終値

日経平均21115、米ドル112.6、長期金利0.025、原油46
騰落レシオ75、25日平均乖離-2.91、空売り比率46.4

 

◆寄り前動向
ダウ+0.35%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは反騰。

Date Open High Low Close    
Dec 18, 2018 23,769.13 23,927.77 23,516.02 23,675.64    
Dec 17, 2018 23,986.83 24,088.08 23,456.88 23,592.98

米国株式相場は上昇。ダウ平均は82.66ドル高の23675.64、ナスダックは30.18ポイント高の6783.91で取引を終了した。前日の大幅下落で主要株式指数が年初来安値を記録したこともあり、買い戻しが先行。トランプ政権がメキシコ国境の壁建設予算についてやや譲歩の姿勢を示したことも好感された。しかし、明日のFOMC(連邦効果市場委員会)の結果発表を見極めたいとの思惑から上値も限られ、引けにかけてやや上げ幅を縮小する展開となった。

 

 

昨日の日経平均は反落。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年12月18日 21,275.51 21,330.36 21,101.44 21,115.45
2018年12月17日 21,391.73 21,563.27 21,363.67 21,506.88

18日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比391円43銭(1.82%)安の2万1115円45銭で終えた。3月28日以来、約9カ月ぶりの安値を付けた。景気減速懸念から17日の米株が急落した流れを引き継いだ。投資家心理が冷え込み、医薬品や食料品といった景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄にも換金売りが目立った。中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が改革開放40周年記念式典の演説で景気刺激策に言及するとの思惑から下げ渋る場面もあったが、演説では触れられなかったことから、大引けにかけて売りの勢いが増した。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆5098億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウは反騰でしたが為替が下落しており、今日の日経平均は軟調なスタート。

寄り付き後は急速に下げ幅を広げ10/26の安値を割り込みましたが、急速に切り返してプラス圏に浮上。その後は揉み合いになっています。

 

日経平均はようやく一番浅いリバウンド圏に到達しましたが、自律反発と言うよりイベント前のポジション調整と思われます。

今日現在のリバウンド圏は、一番浅い場合は20960下、通常は20310下、鉄板の底打ちは19800下ですので、年初来安値の20300円台が視野に入っている状態です。

 

すべてはFOMC後のパウエル議長の会見にかかってると思います。

10/3に「中立金利まで長い道のりがある」と言っておきながら、なぜ一度も利上げのないまま11/28に「現在は中立金利をわずかに下回る水準」と変わったのか?

そのギャップをうまく説明できるかどうか。

 

最良のシナリオは「今回の利上げは見送り+景気鈍化を感じさせない整合性のある説明」。

景気鈍化ではなく、インフレ懸念がないことを金利据え置きの理由の中心にうまく据えることができれば、最大で11/29の株価水準まで期待できるかもしれません。

 

利上げ見送りでも説明がヘタならせいぜい25日線くらいまで。

利上げ実行で説明がヘタとなれば底値をさらに深掘りしていく可能性もありそうです。