PY1344497

◆前日終値

日経平均21603、米ドル113.5、長期金利0.055、原油51
騰落レシオ88、25日平均乖離-1.27、空売り比率43.6

 

◆寄り前動向
ダウ+0.64%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは反騰。

Date Open High Low Close    
Dec 12, 2018 24,509.09 24,828.29 24,509.09 24,527.27    
Dec 11, 2018 24,719.91 24,791.26 24,221.06 24,370.24

米国株式相場は上昇。ダウ平均は157.03ドル高の24527.27、ナスダックは66.48ポイント高の7098.31で取引を終了した。中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大やハイテク産業政策の見直し検討が伝わり、米中協議の進展が意識され買いが先行。中国通信機器メーカーである華為技術(ファーウェイ)幹部の釈放も好感され堅調推移となったものの、引けにかけてやや上げ幅を縮小した。

 

 

昨日の日経平均は大幅反騰。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年12月12日 21,348.4 21,631.47 21,320.72 21,602.75
2018年12月11日 21,273.04 21,279.02 21,062.31 21,148.02

12日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに急反発し、前日比454円73銭(2.15%)高の2万1602円75銭で終えた。カナダの裁判所が中国の華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)の保釈を認めたと伝わり、米中の緊張緩和を期待した買いが幅広い銘柄に入った。ダイキンやピジョンなど中国関連銘柄の上昇が目立った。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆7885億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウが反騰となり、今日の日経平均はギャップアップのスタート。

寄り付き後は窓を開けたまま上げ幅を拡大しています。

 

日経平均は25日線を覗う勢いですが、ちょっと値動きがおかしいです。

昨夜のNYダウは高値から300ドル押し戻されて終了。

欧州市場は高値圏で終えており、メイ首相の不信任を心配したわけではなさそうです。

米国市場を見る限り25日線にはるかに届かず押し戻されており、米中緊張緩和へ疑念は相当残っているように見えます。

 

25日線に迫るような強い値動きをしているのは日本株だけ。というより日経平均だけです。

先物は一貫して現物を引き上げる動きを見せており、SQを控えた動きなのかもしれません。

 

25日線21873や12/3と12/11の半値21881を奪回するようであれば、市場は米中貿易戦争回避を予想し始めたということになりますが、そこまで楽観的になれるものなのかちょっと疑問です。

 

一方、あまり話題になっていませんが、昨夜欧州議会で日欧EPAが承認されました。

来年2/1から発効になります。

すべて発動すれば経済効果は実質ベースで13兆円と言われており、実質GDPの年間平均上昇分より大きいです。

値下げを伴うので実質ベースではありますが、効果は小さくありません。

金額の大きい自動車は8年かけて関税を引き下げていくので、今すぐということではありませんが。

すぐに発効されるワインなどは、来年2月以降、コンビニやスーパなどで「ワインフェア」などを見かけるようになるかもしれませんね。