PY1344497

◆前日終値

日経平均21148、米ドル113.1、長期金利0.045、原油52
騰落レシオ85、25日平均乖離-3.44、空売り比率48.5

 

◆寄り前動向
ダウ-0.22%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは反落。

Date Open High Low Close    
Dec 11, 2018 24,719.91 24,791.26 24,221.06 24,370.24    
Dec 10, 2018 24,360.95 24,500.81 23,881.37 24,423.26

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は53.02ドル安の24370.24、ナスダックは11.31ポイント高の7031.83で取引を終了した。中国による米国車の輸入関税引き下げの検討が伝わると、米中貿易摩擦の先行き懸念が後退し、買いが先行。しかし、トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に関する予算確保を巡り、政府機関閉鎖も辞さない構えを示し、政権運営への懸念から下落に転じた。引けにかけて、再び上昇する局面もみられたが上値の重い展開となった。

 

 

昨日の日経平均は続落。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年12月11日 21,273.04 21,279.02 21,062.31 21,148.02
2018年12月10日 21,319.47 21,365.78 21,169.96 21,219.5

11日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比71円48銭(0.34%)安の2万1148円02銭で終えた。米中貿易摩擦への根強い懸念や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る混迷など、外部環境の不透明感を背景にした売りが優勢だった。特に中国など世界景気の減速懸念を映し、素材や電子部品、半導体など景気敏感株の下落が目立った。一方、直近の安値圏とあって押し目買いも入り、上げに転じる場面もあるなど下値は限られた。東証株価指数(TOPIX)は1カ月半ぶりに年初来安値を更新した。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆5012億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウは反落でしたが為替が上昇しており、今日の日経平均はギャップアップのスタート。

寄り付き後は窓を開けたまま上げ幅を拡大しています。

 

寄り付き前にファーウェイCFOが保釈されたというニュースが入ってきたこと、また、トランプ大統領が「貿易や安全保障に有効なら司法に介入する」「貿易問題で習近平主席と会談しても良い」「来週のFOMCで利上げをするなら馬鹿げている」などと忙しなく発言しており、これらが材料になっているようです。

 

また香港紙などが「中国当局が製造2025の見直し」観測を報じており、これが本当であれば全く別方向の展開になりますが、おそらくそれはないんじゃないかなと思います。

習近平氏がオバマ氏に「太平洋で世界を分けよう」と言ったり、安倍首相に「米国一強主義に反対する」などと本音を見せていましたが、此処から先はもう本音は出さないと思います。

中国側は今後こういった恭順姿勢を見せながら、裏では情報戦争を激化させていくと思います。

 

とはいえ、市場はそれなりに振り回されると思います。

昨日の日経平均はリバウンド圏まであと数十円届いていませんので、今日の上昇は自律反発ではなくニュースによるもの。

ニュースを本物と信じて進むのであれば最低でも日経21625が必要ですが、どうなるでしょうか?