PY1344497

◆前日終値

日経平均21502、米ドル112.9、長期金利0.060、原油52
騰落レシオ96、25日平均乖離-2.15、空売り比率47.2

 

◆寄り前動向
ダウ-0.32%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは続落。

Date Open High Low Close    
Dec 06, 2018 24,737.42 24,951.01 24,242.22 24,947.67    
Dec 04, 2018 25,752.56 25,773.12 25,008.11 25,027.07

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は79.40ドル安の24947.67、ナスダックは29.83ポイント高の7188.26で取引を終了した。中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)幹部の逮捕を受けて、米中貿易交渉への影響懸念からアジア・欧州株が全面安となり、米国株にも売りが先行。本日のOPEC(石油輸出国機構)総会や、明日のOPEC非加盟国を加えた閣僚級会合を見極めたいとの思惑から、原油相場が下落したことも相場の重しとなった。ダウ平均は一時800ドル近い下落となったものの、引けにかけて急速に下げ幅を縮小する展開となった。

 

 

昨日の日経平均は大幅続落。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年12月6日 21,766.5 21,805.02 21,307.72 21,501.62
2018年12月5日 21,755.17 21,979.18 21,708.82 21,919.33

6日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落した。前日比417円71銭(1.9%)安の2万1501円62銭で終え、10月30日以来の安値を付けた。中国の通信機器大手の幹部が逮捕されたと伝わったことをきっかけに、米中の貿易摩擦問題に対する警戒が再燃。コマツなど中国関連株や電子部品関連を中心に売りが出た。アジア株に加え、米株価指数先物が下落したほか、外国為替市場で円高・ドル安が進んだことも投資家心理を冷やした。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆7165億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨日のNYダウは下落でしたが、大きく買い戻されて終了したため、今日の日経平均は堅調なスタート。

寄り付き後は右肩下がりの展開となっています。

 

昨夜のNYダウは800ドル下落のあと700ドル戻すという異様な展開になりました。

ファーウェイのCFOは12/1にすでに逮捕されており、米中首脳会談はその中で行われたことになります。

報道規制が敷かれていたため明るみに出なかったのですが、その理由はCFO自身から報道しないでほしいと要請されたためと報道されており、かなりおかしな展開になっています。

 

12/3からの下落は、事前に逮捕情報を得ていた関係者のインサイダーとの話も出ていますが、真偽の程はわかりません。

仮にインサイダーだったと仮定すると、800ドル下げ→800ドル下げ→700ドル上げで終了しているため、仕掛けた筋は完全に買い戻しているものと思われます。


今後どういうふうに動くのか?

昨夜の買い戻しは大きな下ヒゲとなり、テクニカルから考えると底打ち反転と考える人も多いと思いますが、これは状況をよく考えたほうがいいと思います。

通常このような反転は材料が出尽くしたとき、問題が解決したとき、陰の極に達したときですが、今回はそうではありません。

ファーウェイ事件が揉めるのはこれからです。

テクニカル的にもリバウンドポイントに達しておらず、衆人合議で反転するポイントではなかったと思われます。

 

現状は仕掛けが一旦クリアになり、逮捕の事実だけが残っています。

今日の寄付きで買った人は、値動きだけ見て慌てて飛びついた人。

跳ね上がったところは売ったほうがいいと思います。