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◆前日終値

日経平均23095、米ドル111.9、長期金利0.110、原油69
騰落レシオ107、25日平均乖離+2.27、空売り比率39.4

 

◆寄り前動向
ダウ-0.35%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

9/23 秋分の日

 

昨日のNYダウは反落。

Date Open High Low Close    
Sep 17, 2018 26,151.66 26,184.47 26,030.35 26,062.12    
Sep 14, 2018 26,169.56 26,211.11 26,068.29 26,154.67

米国株式相場は下落。ダウ平均は92.55ドル安の26062.12、ナスダックは114.25ポイント安の7895.79で取引を終了した。中国が米国が提案した通商交渉再開の拒否を検討していると報じられ、売りが先行。マーケット終了後にトランプ政権が中国からの輸入品2000億ドル相当への関税引き上げについて発表する予定で、対中貿易摩擦の深刻化が嫌気され、軟調推移となった。

 

 

昨日の日経平均は続伸。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年9月14日 23,035.78 23,105.28 22,965.48 23,094.67
2018年9月13日 22,657.95 22,858.41 22,643.88 22,821.32

14日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比273円35銭(1.20%)高の2万3094円67銭で終えた。2月2日以来、約7カ月半ぶりの高値を付けた。13日にトルコ中央銀行が予想以上の大幅な利上げに踏み切り、新興国の通貨安不安が一服。外国為替市場で円相場が円安・ドル高に進んだことで、企業の業績改善を期待した買いも入った。


 東証1部の売買代金は概算で3兆3291億円(速報ベース)だった。株価指数先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)算出に伴う売買があり、膨らんだ。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウが反落となり、今日の日経平均は軟調なスタート。

寄り付き後は上昇に転じ、後場も一段高。堅調に推移しています。

 

連休中の海外市場はおおよそ軟調でしたが、CMEの日経平均先物は高騰。

今日の寄り付き前にアメリカが2000億ドル10%の対中追加関税を発表したことから反落でスタートしたものの、非常に強い値動きとなっています。

 

強い原因は先物。

今日は配当落ちを差し引いても常に現物より数十円高く、現物を引き上げようとういう強い意志が感じられます。

 

CMEはほとんど取引がないため、非常に安いコストで先物を操作できます。

祝日で日本の先物取引がなかったため、昨夜などは格好の標的になった模様です。

 

おそらく現物を売り切っていない海外勢が、先物で値崩れを防ぎながら現物の処分を続けているものと思われます。

TOPIXを引き上げるのは無理なので、日経平均を操作しているのでしょう。

 

そのTOPIXの最も高い移動平均が200日線。

これが1763あたりにあるのですが、今日の上昇で一気にこの付近まで迫ってきました。

下落基調のTOPIXを、直線的に一番高い移動平均までカチ上げるのはさすがに無理があります。

8/13を起点とする上昇波動は今日明日まで。

9/7起点の上昇波動も9/26あたりで寿命を迎えます。

TOPIXの200日線を意識しながら、売り方は少しずつ打診で売ってみていいと思います。