PY1344497

◆前日終値

日経平均22605、米ドル111.3、長期金利0.110、原油70
騰落レシオ84、25日平均乖離+0.52、空売り比率44.4

 

◆寄り前動向
ダウ+0.11%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

9/17 敬老の日

9/23 秋分の日

 

昨日のNYダウは続伸。

Date Open High Low Close    
Sep 12, 2018 25,989.07 26,145.72 25,929.43 25,998.92    
Sep 11, 2018 25,841.14 26,019.92 25,754.32 25,971.06

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は27.86ドル高の25998.92、ナスダックは18.25ポイント安の7954.23で取引を終了した。携帯端末のアップル(AAPL)の新製品発表会や、大型ハリケーンの接近を控えて様子見ムードとなるなか、米国が中国に新たな通商交渉の実施を提案していることが報じられたことが好感され、一時上げ幅を拡大する場面もあったが、終日小幅な値動きとなった。

 

 

昨日の日経平均は反落。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年9月12日 22,702.71 22,709.37 22,522.17 22,604.61
2018年9月11日 22,469.78 22,667.85 22,457.1 22,664.69

12日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落した。前日比60円08銭(0.27%)安の2万2604円61銭で終えた。半導体市況の先行きに対する不透明感から米半導体株指数が下げ、東エレクや信越化といった関連株に売りが波及した。外需向けの工作機械受注の伸び一服や上海株式相場の弱含みを受け、オークマやコマツといった機械株に中国景気の先行き不透明感を改めて意識した売りが出たことも、相場の重荷となった。

 

 東証1部の売買代金は概算で2兆3601億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウが上昇となり、今日の日経平均は堅調なスタート。

寄り付き後は大きく上昇し、昨日高値を超えて終日堅調に推移しました。

 

昨夜唐突にアメリカ側から中国側に通商協議の打診があり、中国外交部も歓迎の意向を示しています。

2000億ドルの追加関税は見送ろのか?

そんな期待もあって、今日の日本株は上昇。上海も値を消したあと再び寄り付きの高値付近まで再上昇しています。

 

個人的にもこの展開は違和感があります。

9月に入ればすぐにでも2000億ドルの追加関税を発動するのではなかったのか?

それともいまごろになって影響が大きすぎることを、トランプ大統領が理解し始めたのか?

 

しかし中国の貿易統計を見る限り、2000億ドルの追加関税を見越して、アメリカではすでに駆け込み需要が起こっています。

今頃やめてもどうにもなりません。

駆け込み需要込みで今の景気であり、後には同量の消費減退が待っています。

 

また、対中追加関税がブラフだったとして、日本はどうするのでしょうか?

中間選挙前に対日関税を発動しないと、ラストベルトの票が取れないはずですが・・?

 

トランプ大統領の考えはよくわかりませんが、日経平均の23000と同様に、NYダウの26000も岩盤になりつつあります。

明確に抜けるまでは、買いを急がないほうがいいと思います。