PY1344497
◆前日終値
日経平均18308、米ドル112.8、長期金利0.015、原油45
騰落レシオ131、25日平均乖離+3.84
◆寄り前動向
ダウ+0.01%、外資系-30買い越し
◆イベントリスク
<上昇リスク>
アベノミクス-数年に一度
<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年
FOMC出口戦略-数ヶ月~数年
新興国通貨危機-数週間~数年?
中国景気減速
◆現況
下落
次の目標14673
◆歳時記
紅葉狩り
昨日のNYダウは小幅反騰。
OPEC総会での減産合意を受けて原油相場が大幅上昇となり買いが先行。11月ADP雇用統計や個人所得が予想を上振れたことで、11月雇用統計への期待が強まったほか、ベージュブックでは、大半の地域で景気が引き続き拡大したとの認識が示された。一方で医薬品・バイオテクノロジーセクターが重しとなり、ナスダック総合指数が下落に転じた。
為替は現在114円半ばで推移しています。
昨日の日経平均は小幅反騰。
米株市場が反騰となり、日経平均は堅調なスタート。
前日終値を挟んで推移。高値は18300円後半。安値は18200円後半。18300円半ばで取引を終えました。
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NYダウはほぼ変わらない水準でしたが為替が大きく上昇しており、今日の日経平均はギャップアップのスタート。
寄付き後も上げ幅を広げています。
サプライズの原油減産合意によって、市場は一方的なリスクオンムードに傾いています。
しかし今日の上昇で6月安値から25%上昇を達成しました。
短期的な上昇もすごいものがありますが、中期的に見ても、中間反騰のほぼ限界まで上昇しています。
ドルインデックスもすでに先週から頭打ちとなっており、今日の114円はドル高ではなく円安です。
そしてドル建て日経平均は、トランプ相場でも全く上昇していません。
原油は減産合意、米利上げは確実、年末相場。
年末まで1か月の時間があり、その後もトランプ大統領就任、さらに具体的な政策発動までは相当な時間があり、死角はなさそうに見えます。
しかしこのペースで上がり続けることが不可能であることも事実です。
典型的な高値噴き上げのここは、危険なポイントだと思います。
トランプ大統領の出現で、本当に大相場になるのか?
マクロ的にあり得ない領域に突入することに、市場は合意するのか?
勢いではなく、絶対位置を再度確認したいところです。
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