先週の日経平均は反落。
前週金曜に米株が値を崩したことから、月曜の日経平均はギャップダウンのスタート。
高値は月曜の16800円前半、木曜には16300円半ばまで下落し、16500円前半で週の取引を終えました。
先週のNYダウは反落。
前週金曜に利上げ観測の高まりから大きく下落。週を通じて安値もみ合いになりました。
高値は月曜の18300ドル半ば、安値は水曜の17900ドル後半。18100ドル前半で週の取引を終えました。
先週の指標と来週のスケジュール
来週は日米の金融政策一色になりそうです。
水曜には日銀の"総括"金融政策決定会合。その夜にはすぐFOMCです。
日銀金融政策決定会合ではマイナス金利の拡大、FOMCは現状維持との予想が強いですが、今回は日米ともボードメンバーの意見が割れていることから、実際にどうなるかわかりません。
そして結果自体よりも、今後の見通しで激しく揺れるかもしれません。
日本は月曜木曜が祝日であり、再来週の26日月曜には米大統領選挙のテレビ討論会が控えていることから、週を通じて乱高下に見舞われる可能性があります。
ポジションの管理には十分に気を付けたいところです。
また、米株の位置取りですが、前週の利上げ確率の高まりから先週を通じて18350ドルを割る位置で推移しており、利上げ確率が小さくなってもNYダウの株価は戻っていません。
利上げ確率が高まったことが原因であれば、利上げ無しとなれば株価が戻りそうなものですが、昨年の高値18350ドルを割る位置で推移しているということは、次の展開、つまり利上げがあってもなくても米経済のピークアウトを市場は意識し始めている可能性があります。
今回の日米の金融政策がマーケットにとって最良の結果になったとしても、どんどん株価が上昇する展開を期待するのは難しいかもしれません。
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