米国株式市場は上昇、堅調な米雇用統計でS&Pとナスダック最高値
[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。堅調な米雇用統計の発表で経済が勢いを増しているとの見方が広がり、S&Pとナスダックは終値の過去最高値を更新した。
S&Pが過去最高値を更新するのは今年8回目。ナスダックは昨年7月以来の最高値更新となった。
http://jp.reuters.com/article/stock-us-close-idJPKCN10G2FO
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
非農業部門雇用者数が2か月連続の25万人超えとなり、平均賃金も2.6%の上昇。
ほぼ満点の結果となりました。
失業率5%を割る中で、この雇用者数の伸びは驚きです。
まだ労働市場に緩みがあるのか?
このまま20万人超が続くのであれば、アメリカの完全雇用水準は今までと異なり、4%台前半もありうるということになります。
しかしそんな社会構造の変化があったとかというと、ちょっと思い当たりません。
S&Pが過去最高値を更新するのは8回目とのことですが、日本の2006-2007年を振り返ってみると
2006年4月 日経平均が2006年の高値を付ける
2006年7月 ゼロ金利政策を解除
2007年1月 9か月ぶりに日経平均が高値を更新
2007年2月 8回の高値更新で18300円に到達
そしてその後は高値更新せず、リーマンショックへ向かっていきます
今回のアメリカは
2015年5月 S&P500が2015年の高値を付ける
2015年12月 事実上のゼロ金利政策を解除
2016年7月 1年2ケ月ぶりにS&P500が高値を更新
2016年8月 8回目の高値更新
なんとなく似てるような、似てないような?
心配しすぎかもしれませんが、株価の頂点では経済指標も絶好調です。
特に今回のように満点の指標が出た場合には、ほとんどの人がそれを忘れてしまいます。
買い方は慎重に利益を確定したい場面です。
http://jp.reuters.com/article/stock-us-close-idJPKCN10G2FO
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
非農業部門雇用者数が2か月連続の25万人超えとなり、平均賃金も2.6%の上昇。
ほぼ満点の結果となりました。
失業率5%を割る中で、この雇用者数の伸びは驚きです。
まだ労働市場に緩みがあるのか?
このまま20万人超が続くのであれば、アメリカの完全雇用水準は今までと異なり、4%台前半もありうるということになります。
しかしそんな社会構造の変化があったとかというと、ちょっと思い当たりません。
S&Pが過去最高値を更新するのは8回目とのことですが、日本の2006-2007年を振り返ってみると
2006年4月 日経平均が2006年の高値を付ける
2006年7月 ゼロ金利政策を解除
2007年1月 9か月ぶりに日経平均が高値を更新
2007年2月 8回の高値更新で18300円に到達
そしてその後は高値更新せず、リーマンショックへ向かっていきます
今回のアメリカは
2015年5月 S&P500が2015年の高値を付ける
2015年12月 事実上のゼロ金利政策を解除
2016年7月 1年2ケ月ぶりにS&P500が高値を更新
2016年8月 8回目の高値更新
なんとなく似てるような、似てないような?
心配しすぎかもしれませんが、株価の頂点では経済指標も絶好調です。
特に今回のように満点の指標が出た場合には、ほとんどの人がそれを忘れてしまいます。
買い方は慎重に利益を確定したい場面です。
