「トヨタショック再度か」の声も、円高で企業に試練-追い風やむ

「これまでは為替の追い風を受け、実力以上を出せた」ー。トヨタ自動車の豊田章男社長が11日の決算会見で発した言葉は国内企業が置かれた状況を象徴している。

  トヨタは今期(2017年3月期)の営業利益が前期比4割減となる1兆7000億円を見込んでいると発表。発表資料によると、減少分のほとんどにあたる9350億円が「為替変動の影響」としている。今期の為替前提は対ドルで105円(前期は120円)、対ユーロで120円(同133円)だ
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

冒頭のトヨタ社長の言葉が印象的です。
「ここ数年は為替の追い風を受けて実力以上の利益を出せた。追い風参考記録だった。」

つまり来期は為替の恩恵を期待できない。
政府日銀は円安を作り出せないと、企業経営者は見ていることになります。

トヨタショックは起こりませんでした。
トヨタは既に8500円の高値から5500円まで下落しており、市場は十分に織り込んでいました。

toyota-2y

アベノミクス後を前提として動き始めている日本経済。
活路を見いだせるのでしょうか


読者登録してね 

↓他のブログも読んでみる?