熊本で震度7の地震、津波の心配なし=気象庁

http://jp.reuters.com/article/idJPL3N17H3LK

熊本で大きな地震が起きました。
被害にあわれた皆様に、心からお見舞い申し上げます。

まだ地震はまったく収まっておらず、本日未明には震度6強の余震がありました。
今日の地震の方が規模が大きく、阪神大震災と同程度のマグニチュード7.3を記録した模様です。
無事をお祈りしています。

熊本県内では00000JAPANという災害用の無料WiFiが開放されているようです。
駅やコンビニなどで使えるようですので、連絡用にご活用ください。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/04/14/00000japan_n_9697192.html

--------------------------------

株式市場ですが、地震を受けて4/15の日経平均は下落してスタートしましたが、即・前日の終値を超えてきました。

人は壊れたものをそのままにはしておきません。
必ず復旧・復興の動きがあります。

社会のインフラは民間・公共を問わず、必要があって築き上げたものです。
それが壊れたなら、人はそれを修復しようとします。
修復のために人の行動量は増加し、経済は活性化します。

復旧が完了するまで、企業の売り上げなどに影響は出ます。
しかしこれまで見た通り、人の消費は好況・不況を問わず常に一定です。
生産や流通の一時的な停滞でその時買えなかったものは、人は後で結局買います。
災害でダウンしていた時の不調は他の企業が一時的に担い、その利益は被災地にいろいろなルートで還元され、あとで必ず帳尻が合います。

過去に何度も調べましたが、3.11、9.11、阪神大震災、四川大震災、先日のベルギーのテロに至るまで、株価はすべて災害前の値を取り戻しています。
相場に絶対はありませんが、人間の本質に基づくものであり、technoteはこれを数少ない絶対の法則だと心の中で思っています。

東北大震災では津波や原発事故を伴い、東日本が使い物にならなくなるのではという懸念があり、株価はなかなか震災前を回復しませんでした。
災害による株価下落が回復しない初めての事例になるのかと心配しましたが、1年以上かけて2012年3月27日、震災当日の終値を回復しました。

TOHOKU

類を見ない大規模な災害だったため、インフラの回復に相当の時間を要した結果だと思います。
しかし人は必ず、復興を成し遂げます。

熊本の皆様の安全と、一日も早い復興をお祈りしています。


読者登録してね 

↓他のブログも読んでみる?